活動報告

カテゴリー : 支援活動

渡辺様のファンカーゴをお届けしました

支援者の皆様こんにちは
いつも暖かいご支援ありがとうございます。
仙台支部 車輛担当のオートラウズ後藤です。

千葉県松戸の渡辺様からご支援頂きましたファンカーゴをお届けいたしました。 

 渡辺様のファンカーゴと山中さん(11月10日撮影)

仙台市の沿岸部、宮城野区の山中さんにお渡しいたしました。
 
山中さんは自宅と車が流され、9月にやっとアパートに移る事ができ、現在は女川のおさかな市場で加工食品の小売店にお勤めしているそうです。
 
渡辺様に大変感謝しておりました。
 
有難う御座いました。
 
 
仙台支部 車輛担当 オートラウズ後藤

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森本様のライトエースノアをお届けしました

支援者の皆様こんにちは
いつも暖かいご支援ありがとうございます。
仙台支部 車輛担当のオートラウズ後藤です。

千葉県の森本様からご支援頂きました、ライトエースノアをお届けいたしました。

 森本様のライトエースノア (7月27日撮影)

荒浜地区で津波の被害に遭い自宅が床上浸水、車も流され、
7月10日に避難所からアパートに移り住んだ菅原さんご家族にお届けいたしました。
 
サンルーフは、調整修理致しましたのでご安心下さい。
個人情報等ございますので、森本様のお名前だけお伝えいたしました。
 
菅原さんはたいへん感謝されていて、お車と一緒に写真を撮らせていただこうと思っていましたが
感激の余り泣いてらしたので、お車だけでお許し下さい。

 
仙台支部 車輛担当 オートラウズ後藤

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毛布のご支援に感謝します

高田保育所の子どもたち(旧米崎保育園内)

支援者の皆様こんにちは
いつも暖かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

陸前高田市の高田保育所への毛布のご支援、誠にありがとうございました。
お申し出くださった皆様のおかげで必要数が集まりそうなので、本日で一度締め切らせていただきたいと思います。

毛布をご支援くださった、河合さま・積山さま・小澤さま・佐々木さま・青柳さま・奥田さま、匿名の皆様、本当にありがとうございました。

熊谷所長からひろばのお写真をいただきました。
今日の陸前高田はいいお天気だったので、外で遊んでいる小さい組の子供達の様子を送ってくださいました。

暖かいお日様と先生たちに囲まれてお子様たちの心の傷が癒え、一日も早く平穏な日々がくるようお祈り申し上げます。

 
いつも暖かいご支援をありがとうございます。

東京サポート本部 佐々木

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岩手県陸前高田市の高田保育所

支援者の皆様こんにちは
いつも暖かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

風邪から体調を崩してしばらく活動報告ができず、申し訳ありませんでした。

 
岩手県でも一際被害の大きかった陸前高田市、高田保育所で支援を必要としています。

高田保育所の熊谷所長に電話でお話を伺いました。

子供達のお昼寝用の毛布110人分と、
保育士さんの仕事着になるトレーナーが30枚ほど不足しています。

市の支援物資に子供用の毛布が無く、購入できる用品店もなく、購入資金もありません。
色柄なんでもかまいませんので、子供用(ハーフサイズ)の毛布がございましたら、
ぜひ子供たちにお譲りください。

震災後にユニセフさんから子供用布団の上下をご支援していただいたそうですが、寒くなりストーブを使うようになって、初めて、これだけでは寒すぎることがわかったそうです。

応急で大人用タオルケットを2つ折にして使用していますが、人数が多いので不足しているのと、大人用毛布だと大きすぎて収納できる場所がないため、子供用の毛布が必要なのだそうです。

高田保育所は高田町にありましたが、3月11日の大震災の時、津波被害で園舎などが全て流されてしまいました。働いている保育士の皆さんのお家も流されてしまったそうです。

園児と保育士さん達は懸命に避難してご無事でした。

現在は取り壊し予定だった旧米崎保育園をおかりして、大工さんにコンパネで補修してもらい使わせていただいているそうです。

実はこの旧米崎保育園のすぐ目の前まで津波が到達しているため、もっと安全な場所に引越ししたいのだそうですが今は仮設保育所を建てられる場所がないため、ひんぱんに避難訓練を行ない災害に備えながら、もうしばらくここで頑張られるということです。

4月7日の余震でさらに壁にひびが入ったり、天井が壊れたりして危険な状態でしたが、
大工さんの補修と、懸命の床掃除により、4月15日になんとか再開されたそうです。

最初は70〜80名からの再開でしたが、お水が無いので、午前11時ころまで子供たちを預かり、午後は休園。
ようやく6月からお水が使えるようになり、子供たちもだんだん戻って来てくれたそうです。

間もなく震災から8ヶ月、そろそろ大人の皆さんに疲れが見えてきているそうです。
でも全国の皆さんからの温かい励ましやご支援を力にもう少し頑張ってみます、とおっしゃっていました。

いつも温かいご支援をありがとうございます。

東京サポート本部 佐々木

 
 
岩手県陸前高田市 高田保育所の方への支援物資
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/YMHIKUOPZSP4

石巻市北上町 自宅避難の方への支援物資
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/3W06P9P877UBH

石巻市雄勝森林公園避難所と自宅避難の方への支援物資
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/25K4K354R3SUZ

岩手県上閉伊郡大槌町 自宅避難の方への支援物資
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/3GNK2LDQDW35J

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「大地を守る会」から野菜を送っていただきました

支援者の皆様こんにちは
いつも暖かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

有機野菜や自然食品など、安心できる食品を宅配サービスする「大地を守る会」様から、雄勝町、北上町、大槌町にたくさんの野菜をご支援していただきました。

10月9日に到着し、色々な野菜から果物まであったとのことで、
ここのお野菜なら安心していっぱい食べられるね、と被災地のお母さん達は大喜びだったそうです。

被災地では居住地域からスーパーまでの距離が車で一時間以上かかるのと
野菜の値段がかなり高くてなかなか購入することができません。
新鮮な食材が手に入りにくく、日持ちのするもの中心の食生活は栄養が偏りがちです。
今回のご支援は本当に被災地の皆さんにとって有り難かったです。

各被災地から大地を守る会の皆さま、金子さまへ宛てたお礼のメールを頂きました。

●大槌町からのお礼メッセージです
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大槌町の土沢です。
9日の午前中に、野菜&果物で約20箱到着いたしました。
自宅に到着なものでビックリしてしまい、皆さまにご報告する写真を撮影するのを忘れてしまいました。

自宅避難者の中の4世帯の方々にご協力いただき、配布をお手伝いして頂きました。

自宅が残り修繕後住んでいる自宅避難者の方々(支援が無い、会社が被災して解雇された、収入が減った、店舗までの距離が遠い方々)を中心に、各家庭の人数に合わせてお配りしました。

私自体が家電店を営んでいて、大量の野菜を軽トラックに積んでお配りしていたため
各家庭の奥さん達に、「野菜屋さんはじめたの」とツッコミ言われ、震災後、久々にみんなで大笑いしました。

野菜を沢山頂いたうえに、皆で会話も弾み楽しいひとときでした。

数多くのご支援に関ってくださった方々に感謝いたします。

私も大槌の皆さんの笑顔を見て、元気を頂きました。有難うございました。

大槌町の土沢さん

大槌町 自宅避難者代表 土沢孝弘
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●雄勝町からのお礼メッセージです
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いつもお世話様です。この度の大地を守る会様の支援野菜大変ありがとうございました。

当雄勝森林公園仮設住宅の方々に各種均等に分けて配りました。

また一部石巻市河北町の仮設住宅にも届けました。みなさん大変大喜びで全員が助かる助かると連呼しておりました、みなさん早速料理したのでしょうね、次の日になったら、みんながおいしかったと言ってました。

私も頂きましたが、大変おいしく生きがいいというか、味が濃くおいしかったです。大変ありがとうございました。

雄勝を代表して御礼申し上げます、皆様によろしくお伝えください。

雄勝の大槻さん

雄勝森林公園代表 大槻敏也
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●北上町からのお礼メッセージです
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先日は新鮮な野菜と果物を沢山ご支援していただき、ありがとうございました。

北上町から車で1時間ほど走るといちばん近いスーパーがありますが、
車がないとなかなか買いにいくのも難しい場所ですし、困窮されているご家庭も多いのでひじょうに有り難かったです。

やっと買い物に行けても、半分に割った白菜が四百円もして、野菜は高級品でとても手が出ないので本当に助かりました。

大地を守る会様の野菜は、とにかくいちばんに鮮度が良かったです。
玉ねぎ、里芋、キュウリ、蓮根、ナシ、ぶどう、など色々な種類をご支援いただき
数がかなり多く配布できましたので助かる助かると大喜びでした。

あと時期的に難しいかもしれませんが緑の葉っぱもののリクエストがありましたので、もしあればお願いしたいです。

北上の武山さん


大地を守る会の皆様、ご支援に関ってくださった皆様に感謝いたします。

北上町 自宅避難者代表 武山英明



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大地を守る会の皆様、会員の皆様、生産者の皆様、物流の皆様、金子様、
本当にありがとうございました。

佐々木

Posted in 宮城県石巻市北上町, 宮城県石巻市雄勝, 岩手県大槌町, 支援活動 |

北上と雄勝の台風15号の影響

北上町の様子 その1


9月21日午後1時頃に撮影

支援者の皆さま、こんにちは。
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

西日本に大きな被害をもたらしている台風15号は、午後2時頃静岡県浜松市へ上陸し、東京でも徐々に影響が出始めていますが、雄勝の大槻さんと北上の武山さんから電話とメールで現地の状況をお知らせいただきました。

被災地は雨で至る所が水没し、通行止め地域が多発しているそうです。

写真は北上町の武山さんから送っていただいた、北上の状況です。

雄勝町では町から浜にかけての道路が高潮で決壊し、車は通行止めになっていて、作業員と町民の皆さんが徹夜で盛り土をして復旧作業を行っています。

被害がひどくならないように祈るばかりです。

佐々木

9月23日追記:

被災地と連絡がとれたのですが、大変なことになっていました。

石巻市の雄勝、北上、南三陸、女川、と避難勧告が出され、また避難所に皆さん避難されていたそうです。
ものすごい大雨で、540mmも雨が降ったとのこと。
北上川が決壊したことで石巻市内に増水した川の水が流れ込むため、雄勝の大槻さんが海に飛び込んで土嚢を切り、増水した川の流れを海に流れるようにしたそうです。

道路の復旧とライフラインを守るために、今日も徹夜で必死の作業をされるそうです。

雄勝にいく途中のトンネル近くの道路も土砂崩れでなくなってしまったので、復興もまた一からやり直しになってしまったそうです。

南三陸でも高台に建てた仮設住宅が土砂崩れで流れてしまい、再び避難所生活に戻ってしまった地区がでてしまったということです。
住んでいた方は幸いなことに避難していたのでご無事だったそうですが、また避難所生活になってしまい気の毒でなりません。

石巻市内はいたるところで土砂崩れと冠水のため通行止めになっていますが、23日は雨が上がり、北上、南三陸ではようやく水が退いてきたとおっしゃっていました。


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岩手県大船渡 浦嶋商店様と及川冷蔵様

オフィス机と椅子は、岩手県大船渡市の及川冷蔵様、浦嶋商店様、(株)毛利様、マルト川原様、山善魚問屋様、さこう商店様、に届けられました。


この写真は大船渡の及川冷蔵様に搬入した時(8月27日)の現状です。 津波で工場が被災して鉄骨がむき出しになり、現在復旧工事の真最中です。 9月1日引き渡し予定で工事をされていましたが、間に合うような状況ではありませんでした。


製氷工場の周辺も冠水し、離れ小島のようになりました。漁師さん達が船を出して漁を頑張っても、冷蔵冷凍設備が稼働できないことには、全国に新鮮な魚介を販売お届けすることができないのです。手前の線路はドラゴンレール大船渡線です。気仙沼〜盛まで復旧の目処は立っていません。


大船渡港で水揚げされる旬の魚介類の卸売りと、水産加工品の製造販売をされていた浦嶋商店様の被災状況です。(浦嶋様の工場は解体され、現在は更地になってしまいました。) この辺りは地盤沈下で冠水している県道で、最近はまた一段と水量が増えたように感じているそうで、自社で盛り土作業をしているそうです。

支援者の皆さま、こんにちは。
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

8月27日(土)早朝、日水製薬株式会社様からトラックで支援物資が到着し、オフィス机26台と椅子を岩手県大船渡市の水産関係の企業様にご支援いただきました。

及川冷蔵様、浦嶋商店様、(株)毛利様、マルト川原様、山善魚問屋様、さこう商店様、に届けられました。
日水製薬様、たくさんのオフィス支援をありがとうございました。

岩手県大船渡市は、世界三大漁場と言われる、暖流と寒流がぶつかりあう豊かな漁場が目前に広がる重要な水産都市です。
伊達藩の頃から栄えてきた大船渡港は、セメント工場と水産加工工場の多い工業団地ですが、ここも震災の大津波で大きな被害を受けました。

この辺りはリアス式海岸の奥まった湾でしたが、9メートルから最大で23メートルの津波が押し寄せ、堤防も町も破壊されてしまいました。

港に工場が近ければ近いほど事業再開の目処が立たないそうで、これでも復旧が早い方だということです。
遅れているところは未だに工場用地すら決まっていないのです。

いま、国の復興計画の遅さが企業の足かせになっています。
土地利用計画が具体化されていないために、市の土地活用計画が決まらず、土地の売買も賃貸契約もできないため身動きが取れず、実質何もさせていただけないのが現状です。

及川冷蔵様の付近は工業団地になっており、自社の土地があるところは、同じ場所で復旧することを黙認されていますが、そうでない水産業者様達は、排水の関係上、山地や住宅地への移転は難しいのでできるだけ海に近く、排水設備のしやすいところを探すしかないそうです。

その排水設備に大きな費用がかかるので、場所の問題と設備の問題で、会社再開のハードルがとても高くなっている状況です。

大船渡の被災企業の殆どが水産加工関係です。
現在、各冷蔵庫業者は懸命に復旧作業を進めていますが、
資金の工面がついているところは少なく、どこまでの復旧が期待できるか状況に応じての作業となっています。
こちらの及川冷蔵さんも冷蔵庫、作業場、設備の復旧に最低でも数億円はかかる見込みで、補助金の承認が得られたことでやっと銀行融資も取り付けられたようです。
ですが、実際にはどこまでやれるかまだまだ不安材料は抱えています。
実際、工事はあと1ヶ月はかかるでしょう。

冷凍冷蔵設備は、やはり一番費用のかかるところで、その他作業テーブルやコンベア等も海水を使用するのでステンレス材のものを使うために高額になります。
大手銀行がバックアップしている企業は復旧工事もどんどん進めて行けてますが、震災前までの借り入れが多いところや中小企業では、メインバンクも融資のテーブルにはなかなか着いてもらえず、とにかく今は国の補助金を少しでも貰えるよう組合を作ったりと、慣れない仕事に四苦八苦されています。

排水設備、冷凍冷蔵設備、水産設備に伴う備品も必要になっております。
例えば、魚をさばくためのステンレス厨房機器、テーブル、流し台、魚を入れるプラスチックタンク(500kg〜1t)や、フォークリフト、保冷トラックも必須だそうです。
しかし、被災地では中古の備品も、中古車の値段もつり上げられているため、手が出ない状況なのだそうです。


浦嶋商店様は、サンマの「海鮮生ハム」をつくっていた有名な水産加工会社様です。

美味しい!と大ヒットした浦嶋商店様の三陸サンマ「海鮮生ハム」。独自の薫製技術でしっとり柔らかでぷりぷりという評判です。


「海鮮生ハム」調理例

岩手県水産加工品コンクールで賞をとり、TV(昨年12月に放送された「深イイ話」など)でも紹介された大人気のヒット商品をお持ちですが、工場が被災されまだ再開できない状況です。

このような状況でも、ヒット商品をお持ちなので商材の製造依頼を受けていますが
魚介を固める冷凍庫がなく、そして冷蔵業者も稼働していないので、
自分たちで一坪程度のー20℃以下に冷える冷凍庫を探しているそうです。

できるだけ早く工場を再建し、サンマ漁から製造を再開できればと頑張っていらっしゃいます。
9月のサンマの水揚げに向けて再開準備を進めておりますが、未だに事務所が決まらず苦戦されています。一日も早く排水施設と冷凍、冷蔵施設の準備が急がれていますが、相当の額がかかりそうだということでした。
冷凍庫、仮設事務所、プレハブが手に入れば、すぐに再開できるのにとおっしゃっていました。

浦嶋商店様では、現在も以下の支援を必要とされています。
どうぞよろしくお願いいたします。

ー20℃以下に冷える冷凍庫(一坪程度のもの)
魚をさばくためのステンレスの厨房機器(ステンレスの作業テーブル、コンベア、流し台など)
魚を入れるプラスチックタンク(500k〜1t)
排水設備
フォークリフト
保冷トラック
仮設事務所(ユニットハウス、プレハブ)
補助金

ご支援可能な方はご連絡お願いいたします。
http://www.tohokukibou.com/offer/index.php

東京サポート本部 佐々木

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がんばろう南三陸! がんばろう大槌町!

支援者の皆さま、こんにちは。
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

8月10日に南三陸復興の第一歩として開店したばかりの「一歩」さんのお店ですが、16日は大潮と満潮が重なったために、周りの道がすべて冠水して陸の孤島になってしまいました。

「一歩」さん周辺の冠水の様子

南三陸町志津川汐見(東浜街道沿い、川の近く)という場所は、
二つの川に挟まれた場所になります。

22日は高潮と満潮に雨も加わり、午後4時45分頃から地面が液状化して水位が上昇、
川の堤防もあと20センチで水没、駐車場は完全に水に沈みました。

近くをパトロール中だった愛知県警のパトカーも孤立してしまい、
海水が引くまでの間しばらく立ち話をされていたそうです。

警察の方でさえ、このあたりの地形がどれだけ変化し地盤沈下したのか、
いつ冠水するのかが把握できていないとのことで、お店の場所を移動しようか、
この場所で頑張ろうか検討しなくてはならなくなった、とおっしゃっていました。

お店には近くで作業されている方々や、警備に当たって下さっている埼玉、群馬、愛知、宮城県警、
夜通し警備に当たって下さっている方々が買いに来て下さっています。

他県から東北の復興のために観光に来られるお客様も立ち寄って下さり、
とても有り難いですと武山さんはおっしゃっていました。

写真は一歩さんの目の前の道路と向いの建物の写真です。
川なりの道路はすべて海水に沈み、パトカーは車輪の上くらいまで水没してしまいました。

お店もあと10センチで浸水するところだったそうです。
さすがにお客様も来られないので、その日は早めに店じまいしたそうです。

自宅避難されている方のお住い

こちらの写真は高台にある自宅避難の方のお家です。
1階部分は津波が到達して壊れてしまい住めなくなったので、
2階のみで避難生活をされています。
北上町にはこのようなお宅がたくさんあり、近所にお店もありません。
市の中心と違い、沿岸部の田舎ではスクーターや自動車がないととてもお店までは行けないため、本当に困っていらっしゃいます。


大槌町その1


大槌町その2


大槌町その3

こちらの写真は岩手県の大槌町です。

8月14日の浸水地区の状況写真です。

満潮時には道路まで海水が来て、車も走るのが大変な状況です。

薬局でキズ薬を買いたいと思っても、喉が渇いたからジュースを買いに行きたいと思っても、遠く離れた町まで車で移動しないと生活用品も食料も購入することが出来ません。

延々と続く瓦礫の山がこれからどうなるのか、お店も何も無い町に町民のみなさんの不安はまだまだ続いています。

震災から5ヶ月経った今もこのような状態ですが、被災地の皆さんは一歩一歩協力しあい励まし合って頑張っています。

会社やご家庭で眠っているスクーターやバイクがございましたら、被災地の皆さんにご提供いただけると有り難いです。

 

東京サポート本部 佐々木


 
 
amazonジャパンのサイトで1つから支援できます。どうぞよろしくお願い致します。

石巻市北上町 自宅避難の方への支援物資
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/3W06P9P877UBH

石巻市雄勝森林公園避難所と自宅避難の方への支援物資
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/25K4K354R3SUZ

岩手県上閉伊郡大槌町 自宅避難の方への支援物資
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/3GNK2LDQDW35J

Posted in 岩手県大槌町, 支援活動 |

しらかし台倉庫をご紹介します

今月ようやく整頓できました


支援できる物資の内容は今後可能なかぎりサイト上で公開して行きます


皆様ご支援ありがとうございます


多摩美術大学様から支援していただいた液晶モニターが30台あります。アナログ、デジタルどちらの接続も可能です


こちらは家電の棚です

支援者の皆様
いつもありがとうございます。
代表の金野です。

祈望本部 しらかし台倉庫の紹介です。

服、食品以外のOA機器、デスク、家電、文房具等はしらかし台倉庫で仕分けされます。

オフィス用品を引き取りに来られる方が見やすいように、週末に整理整頓作業を行っています。

全国から届き続けるオフィス用品は、被災地にとってとても重要です。

先日、大船渡からもお越し頂きましたが、現地ではリサイクルショップ自体も被災しているほか、営業できているお店も在庫がほとんどないそうです。

倉庫に訪れる方々は、皆さん驚かれます。
これほどのオフィス用品が全て無償提供されたことに。

全てが善意の結晶です。

送料も梱包代も大変だと思います。

北は北海道、南は沖縄からも真心込められた物資が届くようになりました。

震災直後は、自転車を漕いで水とおにぎりを配るのがやっとでした。

たった数ヶ月で助け合いの輪が、こんなにも広がるとは想像すらできませんでした。

人の心は果てしなく、無限大の可能性を秘めているのだと感じます。

皆さまの温かい心が、いつの日か地場産業復活に繋がることを祈っています。

ありがとうございます。

代表 金野

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世界中から届いた癒しのキルト コンフォートキルト

支援者の皆さま、こんにちは。
東京サポート本部の佐々木です。

岩手県大槌町と宮城県石巻市北上町に、東日本大震災でご家族を喪った悲しみを
少しでも和らげることができればと、沢山のコンフォートキルトが届きました。

パッチワーク通信社様の呼びかけで、
海外を含む沢山の方々からコンフォートキルトを寄付していただきました。

コンフォートキルトとは、辛い悲しみを和らげてくれる癒しや
メッセージ性を持つキルトのことだそうです。
海外では、何かあった時にはすぐにどこにでも贈れるように
常日頃からコンフォートキルトをつくる習慣があるのだそうです。

キルトは被災された子供とご老人のいるご家庭185世帯と、
小さな子供達のいる保育所に届けられました。

大槌町の土沢さんと北上町の武山さんからメールと写真が届いています。

パッチワークをお渡しになった方々の写真です。皆さんとても喜んでいました。
お盆中でしたので、在宅避難者及び仮設住宅入居者の方々に私の自宅に来ていただき
お渡しした方々の写真です。
皆様の温かいご支援に感謝いたします。大事に使わせて頂きます。

コンフォートキルトをつくって下さった世界中のキルター様、櫻井様、横田様、関係者の皆様、
仲介してくださいました金子様、ご友人の皆様に心よりお礼申し上げます。

東京サポート本部 佐々木






メッセージが添えられているものもありました。

フランス語でのメッセージ

Avec toute mon admiration pour votre dignité dans ce grand malheur qui vous frappe.
christiane.pfaff

フランス語のできる方に訳していただきました。
「あなた方を襲ったこの大きな不幸の中での
あなた方のしめされた崇高さへ、全霊の憧憬を込めて」
クリスティアヌ・プファッフ

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