活動報告

カテゴリー : 岩手県大槌町

東日本大震災から4年

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

東日本大震災から4年目を迎えました。
被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

そして支援をしてくださいました全国の皆様に心よりお礼申し上げます。

皆様から届けられた心のこもった支援物資、励ましのお言葉、子供達へのプレゼントは、
被災された方々の心の支えとなり喜ばれております。収入のないご家庭、生活の厳しい
方々のところに、有り難くいただきました。
本当にありがとうございます。

震災から4年経ち、三陸鉄道全線再開など明るいニュースもありますが、沿岸部の地域の
方からは、あまり復興が進んでいないというお話もいただいております。

復興の進み具合について

雄勝町の状況としましては、計画変更や復興資金不足などで遅々として進まず被災ゴミが
なくなっただけのような感じで、地元住民の皆様はだいぶ以前から諦めムードになって
いるとのこと。

これからどうなるのか、不安な毎日を過ごされているとのことでした。

北上町の状況としましては、「北上、南三陸は復興住宅の完成は まだまだ先になりそう。
土地を確保して新築した方々はほんの一握り。ここにきて全然前に進まず足踏み状態です」
とのことです。
北上町代表の武山さんとしては「予算が足りないのもありますが、予算の使い途が一番の
問題かと思います。優先順位がめちゃくちゃです」と考えているとのことです。
(北上町の状況は3月13日に追記しました)

大槌町の状況としましては、津波で削られた地盤に3Mの盛り土をするのにあと2年は
かかるらしく地盤を固め終えてから建築に入るので、まだまだ復興できるまで時間が
かかりそうです。

建物を建てるための土地が限られているので、所有者のわからない山を勝手に削るわけにも
いかず、住居と働き口を得るため人口流出が進行しているとのことでした。

また、外部から来た資本力のある業者さんが土地ごと買い占めて建築仕事を受注しているので、
昔からの地元の業者さんに仕事が回って来ないという状況が続いています。
現在は建築関係以外は思うように商売になっていないので、人口が減ってゆく中、昔からの
お店を存続させることはかなり厳しいそうです。

電気屋さんでも大工の仕事を受けるなどして、本業以外の仕事をしないとやっていけない
くらい厳しい状況なので、若者チームが協力しながら、仕事をなんとかまわすように頑張って
いるそうです。

大槌町から、若者チームが仕事するための中古トラック(小型の2tダンプ)と、
大工道具(マキタの新品工具)が欲しいというご要望が上がっております。

現在、支援を必要としている世帯数は、

雄勝町 70世帯
北上町 40世帯
大槌町 高齢者4世帯とクラブ活動の子供達

となっていて、昨年とあまり変わらない状態です。

今後の祈望の支援活動についてですが、現在はアマゾンの「ほしいものリスト」からのご支援と、
メールでのご連絡、被災地への直接のご支援を細々と行っているような状況です。

現在、本部の方が以前のような活動が難しくなっており、東京サポート本部と被災地の代表とで、
しばらくこの形で継続していこうと思っております。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

祈望代表の金野より

「震災後は、全国から様々な業者が仙台や仙台近郊にも進出してきましたが、震災から4年経って、今では多くの業者が撤退していきました。
震災後、人の足元をみて理不尽な施工をしていた人達も淘汰されはじめてきました。
仙台や仙台近郊の復興は進んでいますが、宮城県では、雄勝と南三陸に関しては今後も復興は相当厳しいと思います。
祈望としては、復興住宅がどんどん完成すれば、仮設住宅から復興住宅への引っ越しの際に必要となる中古家具の支援などで役にたてると思います。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。」
 
いつもご支援くださいます、継続的に支援してくださる皆様に感謝申し上げます。

 

東京サポート本部 佐々木
 

収入がなく厳しい生活を強いられているお年寄りの世帯が約40世帯ほどあります。子供たちに
関しては約80名おりますが、私が度々訪問している中では約20名おります。支援も減ってきて
いるなか、私自身も以前程の範囲を回りきれないのが現状です。風化をさせない為にも、支援を
続けて頂けるまでは動ける範囲で動き続けていきたいと考えてます。少しであっても応援を
いただければ力になります。今後ともよろしくお願い致します。
 

北上町代表 武山英明

3月13日に代表と北上町の武山さんからのメールを追加掲載しました。

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震災から3年を迎えました

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

東日本大震災から3年目を迎えました。
被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

そして支援をしてくださった全国の皆様に心よりお礼申し上げます。

皆様から届く励ましのお言葉、寄附、支援物資は、被災地一同の心の支えとなっております。
生活の厳しい方々のために、ひとつひとつ、有り難く大事にいただいております。
本当にありがとうございます。

現在、支援を必要としている世帯数は、
雄勝町 70世帯
北上町 40世帯
大槌町 3世帯 となりました。
本当にありがとうございます。

被災地では各地で3年目の追悼式典が行われ、犠牲となられた方々のご冥福を祈り、
この3年の節目に未だ行方不明の方々の一斉捜索が、県警を中心として消防、海上保安庁により
行われました。

震災の日から今までのことを思い返すと色々な事がぶわーっと溢れて来て涙が止まらなくなります。
亡くなられたお一人お一人の無念さ、ご遺族の方々のことを思うと胸が苦しくなります。
地元の方々のご経験をできるだけ言葉にして、支援してくださった皆様、そして子供たちに
伝えていかねばならないと改めて思いました。

石巻市北上町と岩手県大槌町からメッセージをいただきました。

厳しい寒さもいつしか終わりを告げ、春の日差しを感じる季節となりました。支援者の皆様いつも大変お世話になっております。

震災から今日で3年を迎えました。地域でも追悼式典が行われ犠牲になった遺族や多数が参加されました。私事ですが、今日(11日)は朝から家族2人の遺体発見現場に花を手向けに行ってきました。海岸沿いにはたくさんの花があり手を合わせている方々が多く見られました。しかし、今日は特別な日ではありません。遺族の方々には毎日が辛く 毎日が悲しく 毎日が悔しい日々なのです。

先月、こんな辛い出来事がありました。津波で子供を亡くされた親御さんが自ら命を絶つという痛ましい出来事でした……。「自分が子供を守ってやれなかった」と病み続け、川に身を投げ亡くなりました。49歳でした。

毎日が苦しく毎日我慢をし毎日一生懸命だったのだと思います。
震災から3年経過しましたが「心のケア」が必要な大事な時期でもあることも感じました。これ以上の犠牲を出してはいけないのです。

震災を風化させない為にも、次世代に伝える為にも、全国に訴え続けなければいけないと考えさせられました。
これからも応援よろしくお願い致します。

北上町代表 武山英明
 

 

あの東日本大震災から3年の月日が経ちました。
早かったのか、遅かったのかは、人それぞれ違うと思います。

その中で、私達町内の支援が必要な家庭、団体への沢山のご支援に心から感謝いたします。

震災から3年の日に、私も大変お世話になった先輩へお祈りをしに花束を持って町内の海に行ってきました。そこには、見ず知らずのお母さんと、3歳くらいの女の子がいました。
その時、女の子が海にむかってパパと叫んでいました。その姿を見て私は涙が止まりませんでした。

まだまだ被災地には悲しみを背負って進んでいる方々が沢山います。しかし月日が流れても、この悲しみは消すことができないと思います。良いことも嫌なことも生きている限り思い出の1ページとして心に残るのですから。そしてそれを乗り越えて一歩一歩前に進まなければいけません。

私がご支援いただいている、一般の家庭の世帯は3世帯に現時点ではなりました。高齢者、子供のいる世帯です。
町内では、人口の減少が進んでいます。土地の値上がり、離婚者の増加、人口減による商売の悪化、ストレスによる他地域への移転
色々な現状の中復興にむかって進んでいます。

私的にもいつまでも皆様のご支援に甘えて良いのかと思っています。

その中で、小世帯の家庭、子供達の部活動、スポーツクラブ、地元業者へのご支援のお手伝いを後、少しの間、進めていこうと思います。
この私たちが育った、町に豊かな海、緑、そして素敵な笑顔が戻ることを願い、子供達の未来のために一歩一歩進んで行こうと思います。

最後に、震災後町内への沢山の皆様のご支援で笑顔が生まれました事に心より感謝いたします。有難うございました。

大槌町 土沢孝弘

Posted in 宮城県石巻市北上町, 岩手県大槌町, 復興の様子 |

昨年も沢山のご支援をありがとうございました

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

2013年も全国の皆様からたくさんの温かいメッセージとご支援を頂戴いたしました。
本当に本当にありがとうございました。

団体、東京サポート本部の2013年は、仙台本部と東京サポート本部の時間がうまく合わず、
連携がうまくできませんでした。
家庭の事情や出産等各人の状況も変化しており、家庭や仕事に追われる中、支援活動が継続
できるようにすることが今後の課題です。

昨日の代表挨拶でも触れていますが、祈望が支援している岩手県大槌町、宮城県の雄勝町、
北上町、南三陸町では、生活が成り立たず県外に引っ越すご家庭が増えており、人口の減少が
進行中です。
地元の中小企業、商店などでは、人口が少なくなるとお客様も減るので、経営も当然のごとく
苦しくなってきています。
また、地元の中小企業や個人商店は、被災地に参入してきた大手企業と価格競争になると、
かなり不利な状況となります。
特に自宅避難の地元企業の方は、建物を修繕するための費用を出せないご家庭も多いので
自分たちで専門外の大工仕事をこなしながら、受注したお仕事を仲間内で分け合い、
助け合ってなんとか生活している状況で、個人事業者は人口減少などで今後を考えると
不安な毎日だそうです。
地元市民の生活再建と復興を優先し、バランスよく仕事をシェアできる体制が望まれています。

なかなか復興できずあまり変わらないところと、少しずつよくなって来ているところと、
復興の格差が大きいようです。それでもやっと立ち直って来た1年でした。

今年は復興が速く進み、被災地の皆様にとって明るい年になるよう、願っています。

 
東京サポート本部 佐々木

 
2013年12月30日 岩手県大槌町の土沢さんより、支援者の皆様にお礼のメッセージを
いただきましたので掲載します。
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本年度のご挨拶です。

本年は、世界、日本の企業、個人の方々から沢山のご支援を頂き、有難うございました。
そして祈望スタッフの皆様のサポート有難うございました。
震災からもう少しで3年が経過します。
町の様子も少し少し復興にむかって進んでいます。
皆様の絆のお力で、子供から高齢者の方々へ笑顔と元気が
生まれました事に心より感謝いたします。
被災地には震災の恐怖を悲しみを忘れたい方々が
たくさんいます。その中で私たちは、恐怖と悲しみを
これからの、町の未来の為に子共達へ伝えて行かなければ
なりません。それがこの町へ豊かな海、緑、元気、笑顔を取り戻して
くれると信じています。
今、世界、日本で自然災害が増えています。災害時は命を守る行動を一番に
決して簡単なことではありませんが、これが震災から学んだ、
そして助かった生命の大切さから学んだ皆様に伝えられるメッセージです。
来年は、皆様から頂いた、元気と勇気で一歩一歩、前へ進んで行きます。
本当に、心より感謝いたします。有難うございました。

ONE FOR ALL:ALL FOR ONE

皆様、良いお年をお迎え下さい。        大槌町:土沢孝弘

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2014年1月1日 大槌町の初日の出



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今年もよろしくお願い致します

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

大槌町の土沢さんから、大槌町内の初日の出のお写真をご送付いただきました。
今日から仕事初めだそうです。

 
2013年がよい年になることを願っています。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

東京サポート本部 佐々木

 

岩手県大槌町の初日の出

Posted in 岩手県大槌町 |

今年も皆様からのご支援に感謝いたします!

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

2011年3月11日の東日本大震災から、あっと言う間の1年10ヶ月でした。
今年も全国の皆様からたくさんの温かいご支援を頂戴いたしました。本当にありがとうございました。

個人様、団体様、企業様、たくさんの方が遠くから被災地に足を運んでくださいました。
お心のこもった支援物資も各地に直送いただきました。
被災されたご家族から「少しの物資でも、1つ1つ本当に役に立っています、有り難いです」と感謝されております。

12月の選挙で政権が変わり、これで被災地の復旧・復興が1日も早く進むことを期待しています。
また、マスコミには必要な情報、正確な情報、正しい報道が伝わるように、広告費目当てでない報道を心がけてほしいです。
震災の余震が続いているようですが、来年こそ平穏安泰な日々が訪れますように心からお祈り申し上げます。

皆様どうぞよいお年をお迎えください。

東京サポート本部 佐々木

 
選挙前にいただいていた雄勝の大槻さんのメール、昨日(12月30日)北上町の武山さん、岩手県大槌町の土沢さんからいただいたメールを掲載します。
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いつもお世話様です 大槻です
支援者の皆様には2年近くにわたって大変お世話になり有り難うございました。

千秋様からのみかん一昨日(11月23日です)到着いたしました。
とても美味しいみかんでお分けした方々が喜んでおりました。
よろしくお伝え下さい。 また、当地の現状をご報告いたします。

震災後佐々木さんがお越しになられた時点と何ら変わりなく、時だけが過ぎております。
ちょっと進んだといえば道路補修くらいなもので、震災のがれきはあっちに移動こっちに移動といった感じです。

高台への移転場所もまだ決まらず役所が約束のできない説明会を何度も開き、その度に決めたことが反故にされ、いらだちと焦りだけが残り、この頃では説明会に参加する人も少なく政治が悪いのか政府が悪いのかこれならいっそ勝手にさせてもらえば復旧が早いなどとあちらこちらから聞こえてきます。

マスコミや新聞等は、ほんの一部の仮設商店街をクローズアップして復興したかの様な報道で皆さんうんざりしています。政治家は選挙に夢中で選挙公約も消費税やTPP で今では政争の具にもならなくなった 東日本大震災、また原発問題も被害者のことはさておき反対か賛成かだけに焦点が向いている様な現実を今更ながらがっかり致しております。

仮設住宅に住んでいる人たちはみんなこの地から離れようとはしません、いや、離れられません。
なぜなら今後の生活ができないからです、高齢者が多いこの地はちょっと離れた都会にはお金がかかって行けないし、この地であれば復興住宅にお世話になりたいという思いがあります、が、国民年金者が多いこの地の人たちは役所が示す住宅の予定料金が高くまた5人家族でも3DKで広い家にも入れません。料金を払い入居するのに世帯人数で決められ大変困惑しております。

そんな中、ここの被災者が仕事をして今後の高くつく生活に役立てようと一生懸命に働いている地元の建設会社も大手ゼネコンに仕事を取られ、被災者雇用も侭にならなくなって来ております。
役所に行っても、県の指示だからとか言っているし、たのみの議員さんたちはゼネコンにべったりで、全国各地から一生懸命、我々の再興を願い支援してくれている皆さんに申し訳なく思うこの頃です。

それでもなんとかしなくてはなりません、前向きに頑張りますのでこれからもご支援の程よろしくお願いいたします。

支援者の皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

                                雄勝仮設森林団地 大槻敏也 

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今年一年 大変お世話になりました。
継続的なご支援に、北上地区一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
来年もよろしくお願い致します!!
支援者の皆様、良いお年をお迎えください。m(__)m
北上町代表 武山英明

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震災からもうすぐ2年がたちます。沢山の皆様のお陰で、ご支援を頂いている世帯も小世帯になりました。
本当に有難うございます。

震災から本年度に渡り、祈望の大槌町代表としてご支援頂きました物資の取りまとめを行いました。

自身の体調不良も重なり、厳しい状況の中でも皆様のあたたかいお言葉、ご支援で沢山の笑顔が生まれました。
子供達~高齢者の方々に、絆のお力で勇気と希望を頂きました。私自身、皆様のあたたかいお気持ちにもうすぐ2年が経過する状況で、このまま甘えてご支援を頂いて良いのか本年を言うと悩んでいます。

そして何より、生命の大切さ、震災で分かった、自然災害の恐ろしさを、これからの世代の方々に教えて行かなければなりません、しかし正しい答えは見つからないまま、進んでいる自分たちに不安を感じます。はっきり言って正当な答えは見つからないと思います。

その中での、皆様のご支援、そして祈望のスタッフの方々のサポートに感謝しつつ新年を迎えたいと思います。
来年は、一歩でも復興が進み、町内の皆様の悲しみが減り、笑顔が増える事を願って新年を迎えたいと思います。
本当に沢山のご支援感謝いたします。有難うございました。

大槌町代表 土沢孝弘

Posted in 宮城県石巻市北上町, 宮城県石巻市雄勝, 岩手県大槌町, 支援活動 |

17時29分に発生した地震の影響

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

12月7日17時29分に発生した三陸沖を震源とするM7.3の地震の、被災地への影響ですが、岩手県大槌町の土沢さん、宮城県石巻市雄勝の大槻さん、それに宮城県石巻市北上町の武山さんより状況をメールで知らせていただきました。

土沢さん ”家族は皆避難しました。わたしは、高齢者を落ち着かせるため、
     浸水地区に残っています。ビビります。”
その後19時55分に再度メールをいただきました。
     ”解除で一安心です。命の大切さは震災で感じたのですが、体の不自由な方、
     移動手段の無い方々をそのままに出来ないですね。こればかりは、永遠の課題かも、
     正答など無いのかも。改めて気を引き締めて生活します。”

大槻さん ”現在津波が若干1m位がいったり来たりしています。ご心配お掛け致します。”
     (18時20分頃)
武山さん ”警報解除。道路には津波が到達しましたが大丈夫でした。”
     (19時30分頃)

とのことでした。今のところ大きな被害は確認されていないようです。

東京サポート本部
佐々木

※20時35分に内容を更新しました。

Posted in 宮城県石巻市北上町, 宮城県石巻市雄勝, 岩手県大槌町 |

三菱商事ユニメタルズ(株)様が、岩手県大槌町でボランティア活動

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

私的な事情でしばらく活動報告を更新できませんでした。
これから少しづつになりますが、アップして行きますのでよろしくお願い致します。

8月17日と18日に、昨年から積極的に被災地に継続支援してくださっている三菱商事ユニメタルズ(株)の松木様をはじめ12名の皆様が、大槌町にボランティアに来てくださいました。
個人の力で支援活動をしてくださっているグループの皆様です。
昨年はクリスマスに子供たちにお菓子を、今年はバスケットボールやカメラ、食品など、定期的に様々なご支援をいただいております。

大槌町の土沢さんから、写真を送っていただきました。

公営住宅建設予定地です


公営住宅建設予定地その2


吉里吉里(きりきり)海岸の砂浜

吉里吉里海岸の砂浜その2


仮設店舗でお会いすることができました

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支援者の皆様。いつもご支援ありがとうございます。
大槌町の土沢です。


先日、町内に沢山のご支援を頂いている三菱商事ユニメタルズの松木様とそのお仲間の方々が、町内にボランティア活動に来てくださいました。


二日間の活動をして頂き、海岸の砂浜の清掃、公営住宅建設予定地の草取りと、猛暑のなか頑張って活動してくださいました。本当に感謝です。
とても綺麗になっていました。


この場所で町内の皆様の新しい思い出の一ページが生まれる事に、心より感謝いたします。

1日目の夜(8月17日)ほんの僅かの時間でしたが、皆様とお会いして仮設店舗で飲食をすることができました。
今の現状、今後の課題とお話ししました。

現在の町内の状況は、
支援を必要としている家庭は、お陰様で支援活動当初の半分以下の5~8世帯になりました。
生活支援を必要としているのは、高齢者、及び学生の子供がいる世帯です。
その中で、両親が入院している中高生の世帯が4世帯あります。
その他に、場合によっては、オフィス支援を必要としている中小企業、スポーツ団体へのご支援をいただいております。
雇用が安定して生活も安定した家庭が増え、ご支援頂いている
世帯が減りました事に感謝いたします。有り難うございます。


今後の課題は、
個人企業への支援活動、そして人口減少による売上の減少をどう抑えて行くか。
そして松木様のグループのような個人のグループの皆様が、ボランティア活動しながら復興を応援してくれていることを、
どのように大槌町内の人達に伝えて行くのか、地元の人達への
情報発信が課題です。


松木様のグループは、地元のボランティアセンターでどこを
清掃するのか指示をもらって、ボランティア活動をしてくださっ
たのですが「私たちは他県から来たよそ者だから、地元の方々は
『何でよそから来て勝手に掃除しているの』と思われているかもしれません。
でも、どう思われても、私たちは復興の為にやりたいからやっているの。」とのことでした。
このような素晴らしい活動をしてくださっている皆さんがいることを、地元の皆さんにも
理解していただきたいと感じています。


皆様、若いのに素晴らしい最高の方々でした。
写真向かって左の手前の方からグループの代表者の田中さん、松木さん、私です。
松木様は石巻市のご出身だそうです。


皆さんは、月一回のペースでメンバーは変わりますが、岩手、宮城の各地区でボランティア
活動をされているそうです。
本当に祈望を通じて、この用な素晴らしい方々にお会い出来た絆に心より感謝いたします。
私達も皆様に負けないように復興に向かって頑張って参ります。
何年か先に大槌の海の幸で皆で笑って飲み食いできる日を楽しみに。

色々有り難うございました。

大槌町代表 土沢孝弘
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継続的なご支援に心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。

東京サポート本部 佐々木

Posted in 岩手県大槌町, 復興の様子 |

被災地の女性達に、maNara化粧品をご支援いただきました

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

震災後から避難生活と復旧活動で肌荒れのひどかった女性達に、
(株)ランクアップ様よりスキンケア化粧品をご支援いただきました。
また、生活用品や食料品、コンタクトレンズ、仕事用合羽など沢山の
ご支援をいただきました。

(株)ランクアップ様の「maNara化粧品」は、全商品完全無添加にこだわった
「肌に安全で効果が実感できる」ことで有名な化粧品です。
今回は大槌町と北上町の女性達のところに届けられました。

化粧品のご支援のほかにも、震災直後から福島県、宮城県、岩手県に継続的な
ご支援をいただいております。

化粧品1つのご購入から10円募金をずっと続けてくださっています。

また、社員の皆さまも毎月被災地に出向かれ、がれき撤去のボランティアにも
ご参加くださっております。

ホームページにも社員の皆様のボランティア活動レポート、被災地支援の
ご様子が掲載されてございますので、ぜひご覧になってみてください。

マナラ化粧品公式サイト
http://www.manara.jp/

ご支援いただいた「maNara化粧品」をお使いになった大槌町の皆様から
御礼と感動の声が届きましたので、一部をご紹介させていただきます。

まず、大槌町代表の土沢さんと町の男性陣が驚いていらっしゃったことがあります。

それは、女性の方々が化粧品でとても明るく元気になり、その笑顔で家族も町も
明るくなった、ということです。

正直、化粧品でこんなに女性が元気になるなんて思ってもみなかった事でしたので
大変驚いたそうです。

震災後は生活状況も大変で、お肌も荒れ放題でぼろぼろでしたがランクアップ様の
化粧品を使いはじめてから、特に若い方がびっくりするくらい肌が綺麗になられて、
気持ちも明るくなり、旦那さん達が虫がつかないか心配になっている、とのことです。

女性が綺麗になって明るくなると、男性も家族のために復興がんばるぞ!と
元気になるみたいです。

思っても見なかった素晴らしい効果に大槌町の男性達が感動されていたそうです。

土沢さんから写真と御礼のメッセージをおくっていただきました。

 

越田さん

千葉様の奥様

三浦様の奥様とお孫さん

岩崎様

川崎様

沢山の高額な化粧品、食品のご支援感謝いたします。
頂いた化粧品は、皆様に配布完了致しました。
何人か写真を撮りましたので、添付致します。
私は、男性ですので、女性の方々の喜び様にビックリ
しました。化粧品の力はすごいですね。

最初に配布した。何人かの方々との会話です。
(高級な化粧品だから毎日わくわくしながら、使って
いるよ。近所の人さ何か、綺麗になったなと言われた、
うれしいがなー)と言って自慢していました。(笑)

あと、何人かは、ご支援頂いている状態で言いにくいですが、
正直に(後何個かほしいな、ファンデーションがあると
助かるかな)という声もありました。

皆さん、ハイテンションで喜んでいました。みんなの笑顔は
町を明るくしますね。本当に有難うございました。

越田さんは町内の浸水地域に住んでいらっしゃいます。
震災時は役場職員として、避難誘導等して避難し、震災後も
皆さんの為に頑張っていました。

旦那様は消防団員でしたが、救助作業中に津波の犠牲になり
お亡くなりになられました。大変やさしい人柄の良い方で、
私も悔しさ、悲しさでいっぱいです。ご家族の皆様は、
頑張って前に進んでいます。

大槌の桜木町と言う浸水地域に住んでいる千葉様の奥様。
自宅を修繕され、現在は、私のしているご支援いただいた
物資の配布を夫婦でお手伝いして頂いています。
私も何べんも助けられています。頼もしい笑顔が素敵な
ご夫婦ですね。

三浦様の奥様は町内の新町に住んでおられました。住宅は
津波で跡形もなく流されました。8人家族で高額な光熱費等で
大変ですが、いつも笑顔で挨拶をしてくれる家族を支える
やさしいお母さんです。

4枚目は隣町の釜石市の鵜住居町に住んでおられた岩崎様です。
津波で自宅は、跡形もなく流されました。ご家族は皆さん
無事で、日々保険屋さんの仕事で皆さんにやさしい笑顔で
話してくれます。

大槌町の隣町の釜石市に住んでいました川崎様です。
津波により自宅、車を失いました。前向きな性格で皆様に
元気を与えてくれています。

そのほか沢山の方々に配布しました。若い子達は恥ずかし
がって、写真無理でした。何人かの方々にも(私の顔は写真
無理だー、オショース(恥ずかしの方言)って無理でしたが、
皆さん大変喜んでいました。

 
大槌町代表:土沢孝弘

Posted in 岩手県大槌町, 支援活動 |

2012年3月11日の大槌町

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

震災から一年を迎えた、現在の岩手県大槌町の様子をご紹介します。

大槌町の土沢さんから、三日前の3月11日に撮影した大槌町の写真を送っていただきました。

(本日、三陸沖で震度4の地震がありましたが、大槌町の皆さんは全員ご無事でした。今日のは
「かわいい地震」だそうです。亡くなった方々の分まで必ず、絶対に生きます!とのことです。)

高台より撮影した大槌町内浸水地区高台より撮影した大槌町内浸水地区

高台より撮影した大槌町内浸水地区です。

左は大槌町の中心地、役場近辺です。右は海沿いに向かう道路沿いです

大量に積まれた瓦礫。この先の処理が課題になっています

高台で浸水をまぬがれた住宅地です。目の前は平地で、地震の度にまた津波が来るかと
不安が消えません。夜は外灯もほとんどなく、暗いです。

大槌町の仮設商店街
仮設商店街です。ご支援頂いた大坂屋菓子店様もお陰様で、沢山の全国の方々より
ご注文を頂いております。

 
現時点で大槌町の復興計画は、まだわかりません。土地問題、雇用対策は深刻です。

3月~4月で町内から移動する方は、かなりいます。仕事で回っていると多いですね。

人口減少は、深刻な問題です。私達個人店は、この先の商売を考えると不安で
いっぱいです。

しかし、その状況の中でも、次の世代の子供達に素晴らしい大槌を、そして、
忘れてはいけない沢山の方々が犠牲になった震災の怖さを伝えて、前に進んで行きます。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りしつつ、行方不明者の方々が一人でも多く
発見されることを願います。

笑顔で前に進んで、ご支援者の皆様に一つでも良い報告ができるように、日々
協力して頑張ってまいります。
                                      
土沢

Posted in 岩手県大槌町, 復興の様子 |

大槌町の皆さんからのお礼メッセージ

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

明日、震災から一年を迎えます。

被災された方ならびにご家族の皆様に、あらためまして謹んでお見舞い申し上げます。

また、復興とご支援にご尽力くださっている皆様には、深く敬意を表するとともに、
祈望を通じてご支援くださいました皆さまと企業さまに、被災地の方々に代わり
心より感謝申し上げます。

震災直後からの被災地のニーズは刻々と変化してきました。
今後も被災地の様子に耳を傾けながら、支援の必要のなくなる日まで続けてまいり
たいと思います。

本日、大槌町の皆様からメッセージをいただきました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

震災から明日で一年になります。

沢山の知り合いを亡くし、悲しさ、悔しさの中での一年は、正直辛かったです。

復興の状態も解らないまま月日ばかりが進んでいて、不安と焦りがあります。

一歩一歩前に進んでいますが正直、この先を考えると不安だらけです。

その状態のなか震災後、皆様からいただいた、あたたかいご支援で
私達は勇気、希望を頂き沢山の笑顔がうまれたことに代表して感謝致します。

まだ少数の世帯、両親が入院中の世帯にご支援を頂いている状態ですが
皆様から頂いた絆を忘れず、頑張って参ります。

大槌町はショッピングセンター、仮設店舗も開店して幾らか町らしくなってきました。
後は、雇用と人口減少の対策ですね。

こればかりは、個人の力では無理ですが。

明日をどう迎えれば良いか、正直解らないまま、迎えそうです。
何より沢山のご支援頂きまして有り難うございました。

 
大槌町代表 土沢孝弘

 
 

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