Monthly Archives: 10月 2011

「大地を守る会」から野菜を送っていただきました

支援者の皆様こんにちは
いつも暖かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

有機野菜や自然食品など、安心できる食品を宅配サービスする「大地を守る会」様から、雄勝町、北上町、大槌町にたくさんの野菜をご支援していただきました。

10月9日に到着し、色々な野菜から果物まであったとのことで、
ここのお野菜なら安心していっぱい食べられるね、と被災地のお母さん達は大喜びだったそうです。

被災地では居住地域からスーパーまでの距離が車で一時間以上かかるのと
野菜の値段がかなり高くてなかなか購入することができません。
新鮮な食材が手に入りにくく、日持ちのするもの中心の食生活は栄養が偏りがちです。
今回のご支援は本当に被災地の皆さんにとって有り難かったです。

各被災地から大地を守る会の皆さま、金子さまへ宛てたお礼のメールを頂きました。

●大槌町からのお礼メッセージです
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大槌町の土沢です。
9日の午前中に、野菜&果物で約20箱到着いたしました。
自宅に到着なものでビックリしてしまい、皆さまにご報告する写真を撮影するのを忘れてしまいました。

自宅避難者の中の4世帯の方々にご協力いただき、配布をお手伝いして頂きました。

自宅が残り修繕後住んでいる自宅避難者の方々(支援が無い、会社が被災して解雇された、収入が減った、店舗までの距離が遠い方々)を中心に、各家庭の人数に合わせてお配りしました。

私自体が家電店を営んでいて、大量の野菜を軽トラックに積んでお配りしていたため
各家庭の奥さん達に、「野菜屋さんはじめたの」とツッコミ言われ、震災後、久々にみんなで大笑いしました。

野菜を沢山頂いたうえに、皆で会話も弾み楽しいひとときでした。

数多くのご支援に関ってくださった方々に感謝いたします。

私も大槌の皆さんの笑顔を見て、元気を頂きました。有難うございました。

大槌町の土沢さん

大槌町 自宅避難者代表 土沢孝弘
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●雄勝町からのお礼メッセージです
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いつもお世話様です。この度の大地を守る会様の支援野菜大変ありがとうございました。

当雄勝森林公園仮設住宅の方々に各種均等に分けて配りました。

また一部石巻市河北町の仮設住宅にも届けました。みなさん大変大喜びで全員が助かる助かると連呼しておりました、みなさん早速料理したのでしょうね、次の日になったら、みんながおいしかったと言ってました。

私も頂きましたが、大変おいしく生きがいいというか、味が濃くおいしかったです。大変ありがとうございました。

雄勝を代表して御礼申し上げます、皆様によろしくお伝えください。

雄勝の大槻さん

雄勝森林公園代表 大槻敏也
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●北上町からのお礼メッセージです
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先日は新鮮な野菜と果物を沢山ご支援していただき、ありがとうございました。

北上町から車で1時間ほど走るといちばん近いスーパーがありますが、
車がないとなかなか買いにいくのも難しい場所ですし、困窮されているご家庭も多いのでひじょうに有り難かったです。

やっと買い物に行けても、半分に割った白菜が四百円もして、野菜は高級品でとても手が出ないので本当に助かりました。

大地を守る会様の野菜は、とにかくいちばんに鮮度が良かったです。
玉ねぎ、里芋、キュウリ、蓮根、ナシ、ぶどう、など色々な種類をご支援いただき
数がかなり多く配布できましたので助かる助かると大喜びでした。

あと時期的に難しいかもしれませんが緑の葉っぱもののリクエストがありましたので、もしあればお願いしたいです。

北上の武山さん


大地を守る会の皆様、ご支援に関ってくださった皆様に感謝いたします。

北上町 自宅避難者代表 武山英明



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大地を守る会の皆様、会員の皆様、生産者の皆様、物流の皆様、金子様、
本当にありがとうございました。

佐々木

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岩手県大槌町の現在の様子(その2)

仮設校舎


かさ上げされた道路


仮設住宅裏で起きた土砂崩れ


大槌町桜木地区


解体される漁船


大槌町和野の仮設団地

支援者の皆さま、こんにちは。
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

昨日に続き、岩手県大槌町の土沢さんから送っていただいた写真をご紹介します。9月29日の大槌町の様子です。

29日の午前中に仕事をしながら町内の写真を撮りました。

上の二枚は良い報告です。仮設の校舎が完成し小学校4校、中学校1校の生徒が通学しています。

冠水していた道路はかさ上げされ車も海水の被害から助かっています。
 
その次の写真は、仮設住宅の目の前で土砂崩れが起きています。台風時にも避難指示がでました。入居者の不安は、続いています。
 
下の手前に電柱が写っている写真の場所は大槌町桜木町地区と言います。ほぼすべての家が津波で浸水しました。

何とか住宅を修繕し住んでいますが、現実、修理費用の負担はかなり大きいです。

これから先の生活に不安を抱いている方々は、沢山います。

皆様からご支援頂いた物資もこの地区の何世帯かの方々にお配りしています。有難うございます。
 
その下は打ち上げられた漁船の解体作業の現場です。
 
最後は本日私が仕事で伺った、お客様が入居している、大槌町和野の仮設団地です。お話ししたところ、最近夜になると熊の出没情報が相次いでいるそうです。被害がでないことを願います。

 
土沢


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