Monthly Archives: 1月 2014
昨年も沢山のご支援をありがとうございました
支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。
2013年も全国の皆様からたくさんの温かいメッセージとご支援を頂戴いたしました。
本当に本当にありがとうございました。
団体、東京サポート本部の2013年は、仙台本部と東京サポート本部の時間がうまく合わず、
連携がうまくできませんでした。
家庭の事情や出産等各人の状況も変化しており、家庭や仕事に追われる中、支援活動が継続
できるようにすることが今後の課題です。
昨日の代表挨拶でも触れていますが、祈望が支援している岩手県大槌町、宮城県の雄勝町、
北上町、南三陸町では、生活が成り立たず県外に引っ越すご家庭が増えており、人口の減少が
進行中です。
地元の中小企業、商店などでは、人口が少なくなるとお客様も減るので、経営も当然のごとく
苦しくなってきています。
また、地元の中小企業や個人商店は、被災地に参入してきた大手企業と価格競争になると、
かなり不利な状況となります。
特に自宅避難の地元企業の方は、建物を修繕するための費用を出せないご家庭も多いので
自分たちで専門外の大工仕事をこなしながら、受注したお仕事を仲間内で分け合い、
助け合ってなんとか生活している状況で、個人事業者は人口減少などで今後を考えると
不安な毎日だそうです。
地元市民の生活再建と復興を優先し、バランスよく仕事をシェアできる体制が望まれています。
なかなか復興できずあまり変わらないところと、少しずつよくなって来ているところと、
復興の格差が大きいようです。それでもやっと立ち直って来た1年でした。
今年は復興が速く進み、被災地の皆様にとって明るい年になるよう、願っています。
東京サポート本部 佐々木
2013年12月30日 岩手県大槌町の土沢さんより、支援者の皆様にお礼のメッセージを
いただきましたので掲載します。
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本年度のご挨拶です。
本年は、世界、日本の企業、個人の方々から沢山のご支援を頂き、有難うございました。
そして祈望スタッフの皆様のサポート有難うございました。
震災からもう少しで3年が経過します。
町の様子も少し少し復興にむかって進んでいます。
皆様の絆のお力で、子供から高齢者の方々へ笑顔と元気が
生まれました事に心より感謝いたします。
被災地には震災の恐怖を悲しみを忘れたい方々が
たくさんいます。その中で私たちは、恐怖と悲しみを
これからの、町の未来の為に子共達へ伝えて行かなければ
なりません。それがこの町へ豊かな海、緑、元気、笑顔を取り戻して
くれると信じています。
今、世界、日本で自然災害が増えています。災害時は命を守る行動を一番に
決して簡単なことではありませんが、これが震災から学んだ、
そして助かった生命の大切さから学んだ皆様に伝えられるメッセージです。
来年は、皆様から頂いた、元気と勇気で一歩一歩、前へ進んで行きます。
本当に、心より感謝いたします。有難うございました。
ONE FOR ALL:ALL FOR ONE
皆様、良いお年をお迎え下さい。 大槌町:土沢孝弘
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今年も宜しくお願い致します
支援者の皆さま
いつもありがとうございます。
代表の金野です。
昨年は、たくさんのご支援ありがとうございました。
本年もどうか宜しくお願い致します。
東日本大震災から今年で3年が経とうとしています。
がれき撤去のめどが立ち、被災地では、現在残っている、津波の被害を受けた建物を残すべきか解体すべきか、相反する意見が出ています。
「見ていると辛くなるから…」との意見も多く、ほとんどの建物が解体されました。
たくさんの児童が犠牲になった石巻市の大川小学校や、南三陸町の防災庁舎も保存するか解体するかが検討されています。
がれき撤去のめどが立ったのと同時に復興の進展も止まってしまったように感じます。
町は解体によって更地になりました。
ここに町が存在して、人々が暮らしていたなんてとても思えない光景です。
たくさんの職員が犠牲になった南三陸町の防災庁舎には、全国から供養に訪れる方々が、今もいらっしゃるそうですが、その数は確実に減少しているそうです。
観光地として復興できていないいま、仮設商店街を経営されている方々も、先の見えない復興に大きな不安を抱かれています。
再就職先のない方々も多く、車も失った方々は生活費も厳しく、近くにお店もないため買い物にも不便されています。
支援者の皆様からの定期的なご支援、またアマゾンさんを通しての食べ物や飲み物のご支援には、たくさんの方々が助けられています。
本当にありがとうございます。
被災地では、まだまだ、困っている方々がたくさんいらっしゃいます。
今後ともどうか宜しくお願い致します。
代表 金野文武