活動報告

(株)小野寺鐵工所様へのオフィス支援

積込みの様子


東京のアバディーン投信投資顧問株式会社様よりお譲り頂いた複合機


㈱小野寺鐵工所の皆さま


皆様からの支援物資が(株)小野寺鐵工所事務所に設置されました


皆様からの支援物資が(株)小野寺鐵工所事務所に設置されました

支援者の皆さま。
いつもありがとうございます。
代表の金野です。

10月29日に気仙沼市から、(株)小野寺鐵工所様が祈望倉庫にオフィス支援物資を引き取りに来て下さいました。

小野寺鐵工所様は昭和24年に創業された、内燃機関のメンテナンスや各種開発に携わる企業様です。「現場から学べ」を原点に、お客様本位の考えに立って、社員一丸となって取り組んでおられます。

会社は4つの部門に分かれています。

【技術部】舶用内燃機関整備、舶用機器整備


【産業機械部】各種プラント設備、鉄工、鉄骨関連業務、
       各種産業用機械設計メンテナンス


【特販部】舶用機関販売、中古船舶エンジン販売・仲介、
     中古部品、機器販売・仲介


【コラーゲン製造部】中古部品、機器販売・仲介

 
小野寺鐵工所様も今回の震災で甚大な被害を受けましたが、復興を誓い、様々な困難と日々戦っておられます。

このオフィス支援のことは以前、祈望倉庫に来られた大船渡市の企業様から紹介されたそうです。

この日は皆さまからお譲り頂いたパソコン、ファックス、スキャナー、机、棚、イス、複合機、文房具一式をトラック1台分お譲りさせて頂きました。

これだけのものを購入するとなると、かなりの金額になります。

小野寺鐵工所様は「支援者の皆さまには今はありがとうございますとしか言えませんが・・・」と気まずそうな表情を浮かべておられました。

「全国の皆さまの善意には、復興を成し遂げることで恩返しとしましょう!」と、最後は復興を誓って写真を撮りました。

10月に入ってから、少しずつですが、事業再開に向けての準備に入れる企業様が出てきました。

震災から7ヶ月が経っていますが、やっとこれから事業再開準備です。

私の会社も震災から3ヶ月間は、まともな仕事ができませんでした。

数ヶ月間まともな売上や入金がない状態が中小企業に与える影響がいかに大きいかは、
身に染みて経験しています。

沿岸部の企業様の御苦労を考えると、同じ宮城県にいながら、微々たる応援しかしてあげられない自分に歯がゆさを感じることもあります。

被害を受けた沿岸部の市町村を車で何度も何度も通るたびに、胸が苦しくなります。

瓦礫が移動された分、何もない街並みが延々と続きます。

人口はどんどん減少しています。

事業再開があまりに困難なために、若い世代は地元を離れるしかないのです。

事業再開支援はこれから本格的になります。

これからも全力で頑張って参ります。

 
代表 金野

支援活動 | 9:38 PM

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