活動報告

4月29日の夕陽

仙台へ戻る途中、目の前に眩しいほどの夕陽が広がりました。
各被災地で、地元の方々と現在進行形の悩み、不安、願いなどを伺い、問題が山積している現実に誰もが、これからの険しく困難な長い道のりを覚悟しました。
自分達の及ぶ力を遥かに超越している数々の試練が私たちを待っています。

帰り、私の車の中には、現地視察に来てくれた祈望 東京サポート本部のメンバーが乗っていましたが、口を開く者はいませんでした。
テレビや写真で見ていた被災地の被害風景。
テレビや写真からでは、伝わりきれない生々しい現実を初めて目の当たりにして、言葉だけではなくて、本当に日本がひとつにならなければ、復興は叶わないのだと思い知らされた一日となったのです。

みんなこの国の何処かで同じ夕陽を見ているはずなのに、見ている場所が違うだけで、こんなにも置かれている環境が違うなんて・・・。
家も車も家族も津波で流され一人ぼっちになってしまった方も大勢います。
何かも失ってしまった子供たちもたくさんいます。
いつの日か、本当にみんなが心から笑える日が訪れるように全力で頑張ろう!
サポート本部のみんなと改めて心に誓ったのです。

代表 金野



支援活動 | 8:47 PM

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