支援者の皆さまへ
支援者の皆さま
いつもありがとうございます。
代表の金野です。
一年前、東日本大震災によって、私たちは多くの尊い大切なものを失いました。
震災翌日、私が見た光景は変わり果てた街の姿でした。
今でも言葉では言い表すことができません。
正直、「復興は難しい・・・」そう感じました。
極限状態が続いていた日々の中で、私は日本の底力を感じました。
余震が続き、瓦礫だらけの危険な被災地に様々な形で支援頂きました。
苦境に立たされていた私たちにとって正に希望の光でした。
数々の純粋な善意にどれだけの人々が、折れそうだった心に勇気と望みを取り戻す
ことができたことか。
大変ありがとうございました。
震災からずっと助けて頂いたのに、私たちにはこの言葉しか見つかりません。
正直なところ、一年経った今でも私たちは復興と自社の再建で精一杯です。
でも、こうして立ち上がって前に一歩を踏み出せたのは支援、応援してくださった
皆様のおかげです。
感謝の思いでいっぱいです。
震災から一年が経ちますが、被害が広範囲に渡る被災地では、事業再建に踏み出せた
企業と、未だに先の見えない企業との開きが出てきています。
報道では復興が少しずつ進んでいるように見えますが、被災地の真実の姿は異なり
ます。
事業再開できない企業が、まだまだ沢山あるのです。
被災地各地では、失業した方々が生きていくために仕事を求め、人口流出も問題に
なっています。
祈望メンバーは、被災した企業様の事業再開を全力で応援するために集いました。
これからも被災地での事業再開には様々な問題が発生します。
でも、私たちは決して諦めることなく復興を成し遂げるその日まで戦い続けます。
皆様に改めてお願いがあるのです。
被災地での事業再開は今の国の力やシステムでは困難を極めます。
まだまだ、これからも皆様のお力が必要なのです。
パソコン、机、イス、棚、事務用品など事業再開に必要なオフィス用品をお譲り
頂きたいのです。
どうか幅広くお声掛けをお願い致します。
「みんなは一人のために」
「一人はみんなのために」
私は日本の底力を信じています。
東日本大震災では多くの方々が家族を失い、家を失い、希望を失いました。
その中で、助け合い、譲り合い、思いやり、心の大切さに改めて気付きました。
この困難を乗り越えていく子供たちの中からも多くの素晴らしい若者たちが育つと思います。
でも、今はまだ原石です。
いま日本は問われています。
私たちはこれからの日本を背負っていく子供たちに何ができるかを真剣に考えなければ
なりません。
私たち大人は、どんな困難にも立ち向かい、決して諦めない、一生懸命生きる姿を
子供たちに背中で見せなければなりません。
将来、子供たちが笑顔で働ける環境を取り戻すのは生き残った私たちの責務です。
次世代に希望の光を灯すことを願い祈り誓い私たち祈望は、これからも全力で頑張って参ります。
そして、皆様とともに復興を成し遂げたいと願っています。
代表 金野