活動報告

カテゴリー : 復興の様子

2012年3月11日の大槌町

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

震災から一年を迎えた、現在の岩手県大槌町の様子をご紹介します。

大槌町の土沢さんから、三日前の3月11日に撮影した大槌町の写真を送っていただきました。

(本日、三陸沖で震度4の地震がありましたが、大槌町の皆さんは全員ご無事でした。今日のは
「かわいい地震」だそうです。亡くなった方々の分まで必ず、絶対に生きます!とのことです。)

高台より撮影した大槌町内浸水地区高台より撮影した大槌町内浸水地区

高台より撮影した大槌町内浸水地区です。

左は大槌町の中心地、役場近辺です。右は海沿いに向かう道路沿いです

大量に積まれた瓦礫。この先の処理が課題になっています

高台で浸水をまぬがれた住宅地です。目の前は平地で、地震の度にまた津波が来るかと
不安が消えません。夜は外灯もほとんどなく、暗いです。

大槌町の仮設商店街
仮設商店街です。ご支援頂いた大坂屋菓子店様もお陰様で、沢山の全国の方々より
ご注文を頂いております。

 
現時点で大槌町の復興計画は、まだわかりません。土地問題、雇用対策は深刻です。

3月~4月で町内から移動する方は、かなりいます。仕事で回っていると多いですね。

人口減少は、深刻な問題です。私達個人店は、この先の商売を考えると不安で
いっぱいです。

しかし、その状況の中でも、次の世代の子供達に素晴らしい大槌を、そして、
忘れてはいけない沢山の方々が犠牲になった震災の怖さを伝えて、前に進んで行きます。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りしつつ、行方不明者の方々が一人でも多く
発見されることを願います。

笑顔で前に進んで、ご支援者の皆様に一つでも良い報告ができるように、日々
協力して頑張ってまいります。
                                      
土沢

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雄勝町、北上町の皆さんからのお礼メッセージ

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

震災から1年を迎え、被災地沿岸部ではここ数日慰霊式典と一周忌で多忙な日々となりました。

雄勝町と北上町の皆様から感謝のメッセージをいただきました。

市街中心部からかなり離れているため、震災直後も今もなかなか支援の届きにくい地域です。
特に今年は寒さも厳しく、厳しい生活が続いていますが、なんとか1年目を迎えることが
できました。

本当にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

大地を守る会さまより届いた野菜を仕分けしています。いつもありがとうございます


送っていただいた衣服を試着しています。沢山の方からお送りいただきました。ありがとうございます


住人の一部ではありますが年末に親睦会を開きました


送っていただいた物資で料理を作り、歌手の方に来ていただきました

3.11から一年が経ち、一から出直しで一歩一歩前進して
参りましたが、無からの出直しかと失望と無念の中、
全国各地からの支援を頂き希望に向けた歩みに加速することが出来ました。

また、見ず知らずの者の為にこれ程までの支援を頂き
一同皆感謝と敬愛の念にかられ、涙なくして、また、
口を揃えてよろしくお伝えくださいと申しておりました。

東北の人間は我慢強さが有り苦しみには強さを見せますが、口下手で感情を上手く伝えることは出来ません。

これからの我々の立派な復興でお返ししたいと思いますので、これからも御支援の程よろしくお願い致します。

 
雄勝町代表 大槻敏也

支援者の皆様

家族の一周忌や追悼式典で多忙な日が続き、ご挨拶が遅れました。

あの未曾有の震災から一年が過ぎましたが、まだまだ皆様の力を借りずにはいられません。
先が見えなく不安な毎日を過ごしている方も沢山いらっしゃいます。

辛く苦しい一年でしたがみんな少しずつ楽になることを
信じ、一生懸命前に進んでいます。
もう少し皆様の力をお貸し下さい。

今の被災地で頑張れる大人の起爆剤、これからの未来を
背負う子供たちへの協力をお願いしたいと思います。

これからも暖かく見守っていて下さい。
よろしくお願い致します!

 
北上町代表 武山英明



 

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大​槌町のミニバスケット​クラブ ~小学6年生女​子最後の試合~

支援者の皆さま こんにちは
いつも温かいご支援をありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

岩手県大槌町の土沢さんから、3月3日に開催された
大槌町の小学6年生ミニバスケットクラブの試合の様子を写真とメールで送って頂きました。

第一試合前の円陣です。気合注入中!


黒ユニホーム全員写真(3年~6年)町内の3校の子供達


第二試合前の円陣です。幾らかリラックスしてるかな


二試合目の試合風景(オフェンス)


二試合目の試合風景(ディフェンス)


白ユニホーム全員写真(3年~6年)町内の3校の子供達

日頃は、沢山のご支援を頂き有難うございます。
大槌町の自宅避難者代表の土沢です。

町内は少しずつ店舗も開店して幾らか町らしくなってきました。

本日は、良いご報告です。
皆様から沢山のご支援、応援を頂きました、町内のミニバスケットクラブ(女子)が、
6年生の参加できる最後の試合に3月3日出場しました。

練習できる環境が無く、試合は、負けてしまいましたが、
子供達の笑顔で、私達も元気を頂きました。

全国の皆様からのあたたかいご支援、絆という素晴らしいお力で子供達に思い出の1ページが完成しました事を、代表して感謝いたします。

まだ少数の世帯の方々にご支援をお願い致しております。
皆様のご支援に感謝しつつ私達も一歩一歩、前に進んでいきたいと思います。

少ないですが、子供達の写真を添付しました。

集合写真、試合前の円陣の写真、試合風景です。
久々の試合で緊張気味かも!

本当に沢山のご支援感謝いたします。 

大槌町:土沢


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お惣菜屋「一歩」さん​移転のお知らせ

支援者の皆さま こんにちは
いつも温かいご支援をありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

今までの店舗
 


メニューも増えるということです

昨年8月、南三陸町志津川汐見にオープンした小さなお惣菜屋
「一歩」さんですが南三陸町廻館(まわりたて)にリニューアルオープンすることになりました!

今までは電気がなかったのですが、こちらではやっと電気が開通するそうです。

スタート時は、コロッケ、ヒレカツ、エビフライ、唐揚げ、
とんカツ、メンチカツなどを販売していましたが、最近は学校や団体からのご注文で、まとまった数の仕出し弁当のメニューも加わりました。

今後もお客様のご要望を取り入れて、どんどんメニューを増やして行くそうです。

3月6日
南三陸町廻館(まわりたて)地区にて、再開予定です。
移転作業のため、それまでは休業いたします。

オープンしたらまたご報告いたします。
今後ともご愛顧の程どうぞよろしくお願い致します。

 
東京サポート本部 佐々木

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被災地の近況をお知らせします

支援者の皆様こんにちは
いつも暖かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

被災地では雪も積もり毎日平均マイナス6度前後の氷点下の気温が続いています。
インフルエンザも子供たちの間で広まってきているそうです。支援者の皆様も体調管理にどうぞお気をつけください。

大地を守る会様から加工品のご支援をいただきました。 いつもありがとうございます。


どれも「味が濃い」と大好評です

こだわり食品の大地を守る会様から、雄勝、北上、大槌町の3カ所に加工品が到着して、有り難く分配いたしました。
生活支え合いあおぞらの渡部様秋元様から衣類、
海老澤さまから衣類、
松戸さまからミニカップ焼きそば、チョコ、
山本様からコンタクトレンズ、
萩原さまからお菓子、スープ、カイロ、
奥田様からクッキーチョコレート、
三菱商事ユニメタルズ様からカメラ、お菓子、カレンダー、レトルト食品、
ちば様から手編みのマフラー、
帶川さまからカップうどん、焼うどん、
岡山の松尾様からカイロ、レトルトカレー、
柏木さまからお茶、のど飴、
別府様から衣類、
藤村さまから食品と生活用品、
アバディーン投信投資顧問株式会社様から衣類、子供用玩具、
文具、生活用品など
佐藤さまから衣料品、
AmazonJapanからご購入くださいました匿名の皆様からカップ麺、お茶、洗顔クリーム、ミネラルウオーターなど、沢山のご支援ありがとうございました。

先が見えない不安を抱える中、とても有り難くて涙を流す方々もいらっしゃったそうです。

さて、現在の被災地の近況のご報告です。雄勝、北上、大槌町の方々へ電話で伺った内容です。

昨年は震災直後からしばらくは、沢山の方々が炊き出しやイベントなど被災地で復興の太鼓や踊りや歌などが催されましたが、被災者の方々からすると、実際の所「食べられる」「仕事を得る」ことに繋がらないので全国の皆さんからのお気持ちは有り難いけれど、複雑な心境のようです。
新聞やTVではどんどん復興しているように報道されていますが、本当は被災地の1割にも満たないごく一例でしかないのだそうです。

漁業関係のがれき撤去もほぼ終了したため、がれき撤去の仕事も無くなり女性も男性も内職仕事をしていますが、ミサンガ等をつくってはいるものの、1日二千円前後の収入にしかならないので生きて行くのがとても大変だとおっしゃっていました。

沿岸部から1時間くらいバスで行った所に、電子部品の工場が再開したのでそこに勤めに行く方もいますが、交通費やガソリン代もかさむので通勤が大変で収入から通勤費を引くとほとんど残らないが、何もしないよりは、ということで、頑張っていらっしゃるそうです。しかし、生活を再建するにはやはり厳しい状況です。

昨年宮城県沿岸部の商工会が、地元の商店のために仮設店舗をつくろうという計画を立て、11月にオープンする予定でいたのですがなかなか場所が決まらず、12月にやっと場所が決まったものの、5坪で家賃が5万円とのことで入店出来る店舗が集まらず、まだ先になるのではという状況です。

せめて最初の1〜2年位は家賃無料にしていただければ家賃分で人を雇えるのに、と地元の方々が町の家賃無料か、低価格にしてほしいと商工会と交渉しています。
(1月31日追記:最終決定された家賃は7万円。仮設店舗なので解体する費用2万円も毎月被災者に負担してもらうということになったらしく、最終的に誰も入店出来る人がいないという状況になってしまいました)

沿岸部はさらに地盤沈下で、いまだに埋め立てが進んでいないこともあり、いままで商店街が沢山あった場所が、今は海の中になってしまいました。
1月23日は大潮だったので、国道45号線沿いにみるみる海水が流れ込んで来て、満潮時は完全に冠水したそうです。
満潮になると地盤沈下した沿岸部は危険な地域になります。

高潮で街の中心にある主要幹線道路(R45)に海水が流れ込む直前の写真です。 南三陸町志津川保育所から撮影

お店を出すにも場所が無く、補助金の申請も通らずで、地元の商店は事業を再開出来ずに苦しんでいます。

蓄えも底を尽きる寸前なので、なんとか早くよい場所を見つけて再開したいと思い銀行に融資を頼んだり金策をしていますが、工場も家も流されてしまった事業主には、銀行はお金を貸してくれません。

補助金も通らず、仮設店舗にも入店出来ず、お店を再建したくても場所が無く(地主や大家さんが行方不明で手を付けられない場所もたくさん有り)資力のあるうちなら何とかなったのですが、時間が経てば建つ程難しくなってきました。

被災地応援ファンドというものもすでにありますが、支援を集めるにはなかなか難しいものがあるようです。

事業を再建したい方々の熱意に賛同し、投資か寄付してくださる方がいれば再建の一助になるのでは、と考えていますが被災地の企業さんと協力して、被災者側も支援側も時間と体力の勝負になると思いますので、強い意志で取り組むことができればと思います。

今年は失業保険も切れる人が出始め、会社を解雇された方は収入が無く、パートや内職を掛け持ちしても収入が半減して、震災からの疲労とストレスで体調を崩され、働けない方も増えています。
支援も年をまたいだことで、全体的にかなり減ったそうなので、昨年より厳しい生活になってきています。

被災地の方々はまた3月11日がやってくることが、精神的に非常にきつい、怖いと感じて今の日々を送られています。その中で、毎日のようにこのように支援物資を送り、心を寄せてくださる方がいることが、心の支えになっているそうです。

被災地の皆さんの予想では、雄勝、北上、南三陸、気仙沼、女川あたりの沿岸部は復興計画、整備もなかなか進んでいないので、あと1年か2年は生活基盤を支える生活支援が必要なのではないかと感じています。
生活出来ずに、他の土地に出て行かれる方々も増えてきているので、コミュニティがなくなり、町自体が消えるのではないかという心配もあります。
被災地の雇用もつくらなくてはならないですし、さらに大変な一年になりそうですが、今後とも引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。

一日も早く、皆様からのご支援におこたえできるように、皆で力を合わせて頑張ります、とおっしゃっていました。
今後とも被災地の皆さんへの応援をどうぞよろしくお願い致します!

東京サポート本部 佐々木

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大槌町に仮設商店街がオープンいたしました!

お店の前にご支援頂いた方々のお名前が紹介されていました


仮設店舗にて開店した大坂屋菓子店様の外観です


大槌銘菓の鮭モナカです。好評でかなりの売れ行きです


お母様の大坂十萬理(とまり)様


ご子息の大坂 尚(ひさし)様です


大坂屋菓子店様の看板です


新商品の希望饅頭。大槌町にお越しの際は是非食べてみてください!


店頭に展示してありました和菓子です。綺麗さに感動しました

支援者の皆様こんにちは。
いつも暖かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

ひょっこりひょうたん島、吉里吉里人の岩手県大槌町から嬉しいご報告です。

震災から9ヶ月。12月17日(土)に、大槌町に仮設商店街がオープンしました。

大槌町の土沢さんからオープンの様子の写真を送って頂きました。

商店街の名前は復興を願い「福幸きらり商店街」と名づけられました。
大槌北小学校の校庭に、被災地では最大規模の約40店舗がオープンしました。

小学校は津波被害で現在は使われておらず、生徒達は現在別の場所にある仮設校舎に通っています。

震災で大槌町のほとんど、約9割のお店が被災しましたが、再開予定のお店は全体の4割あるかないかと言われています。
資金不足や震災被害で、再建を断念されたお店も多いそうです。

その中で、大槌町で三代続いている大坂屋菓子店様が、再開することができました。

震災で二代目の店主様が亡くなりましたが、奥さまと、息子さんで立ち上がろうと辛い状況から一生懸命頑張ってこられました。

一度は廃業を覚悟されたそうですが、地元の皆さんの励ましで、悲しみと困難を乗り越えて、ようやくオープンすることが出来ました。

11月オープンを目標に頑張っていらっしゃいましたが、ひと月遅れての開店となりました。

祈望を通じてミキサーのご支援をいただきました田中様、製菓道具やバーナーなどたくさんの道具のご支援ご協力をいただきました青柳様、匿名の皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

応援させていただいた私たちも嬉しくて、涙が出てきました。
皆様本当にありがとうございました。

 

支援者の皆様、いつもありがとうございます。
大槌町の土沢です。

今日の日を待っていたので、何とか時間を作って大坂屋菓子店様の開店に伺いました。

開店では、沢山のお客様が、お菓子を沢山購入していました。さらにお店で購入したお菓子を特製のコーヒーと一緒に味わっている方々も、沢山いらっしゃいました。

少しずつですが復興に向かって進んでいます。

皆様のあたたかい絆に感謝いたします。

ご支援頂きました方々に代表して感謝いたします。
有難うございました。

大槌町:土沢


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復興を願う虎舞フェスティバルが開催されました

釜石市で行なわれた虎舞フェスティバルの様子です


大槌町からは安渡虎舞(あんどとらまい)が参加しました


復興への願いをこめ一生懸命に舞う大槌町の子供たち


迫力満点の虎舞


大槌町の安渡虎舞保存会は、全国からのご支援を受け、震災で消失した虎舞装束を復活させてステージに立ちました

支援者の皆様こんにちは
いつも暖かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

岩手県大槌町の土沢さんから12月11日(日)に開催されました復興祈願の虎舞フェスティバルの様子をご紹介します!

 

大槌町の隣町、釜石市鈴子町のシープラザ遊で郷土芸能の虎舞フェスティバルが開催されました。

大槌町からも虎舞が復興を願い参加しました。

釜石市、山田町、大槌町から10団体が参加し、復興への願いをこめ躍動感あふれる舞を披露しました。

寒さの厳しい中、大人も子供たちも頑張って舞を披露しました。

釜石市&大槌町の虎舞の団体が素晴らしい舞を披露しました。

 
大槌町の安渡虎舞(あんどとらまい)は、天保年間(1830年~1843年)に大漁万作、商売繁盛を祈願するため釜石市片岸から伝授されたと言われ、田中源助を初代宿元に、十代目まで続き、平成2年に保存会組織となり現在に至っています。


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岩手県大槌町の現在の様子(その2)

仮設校舎


かさ上げされた道路


仮設住宅裏で起きた土砂崩れ


大槌町桜木地区


解体される漁船


大槌町和野の仮設団地

支援者の皆さま、こんにちは。
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

昨日に続き、岩手県大槌町の土沢さんから送っていただいた写真をご紹介します。9月29日の大槌町の様子です。

29日の午前中に仕事をしながら町内の写真を撮りました。

上の二枚は良い報告です。仮設の校舎が完成し小学校4校、中学校1校の生徒が通学しています。

冠水していた道路はかさ上げされ車も海水の被害から助かっています。
 
その次の写真は、仮設住宅の目の前で土砂崩れが起きています。台風時にも避難指示がでました。入居者の不安は、続いています。
 
下の手前に電柱が写っている写真の場所は大槌町桜木町地区と言います。ほぼすべての家が津波で浸水しました。

何とか住宅を修繕し住んでいますが、現実、修理費用の負担はかなり大きいです。

これから先の生活に不安を抱いている方々は、沢山います。

皆様からご支援頂いた物資もこの地区の何世帯かの方々にお配りしています。有難うございます。
 
その下は打ち上げられた漁船の解体作業の現場です。
 
最後は本日私が仕事で伺った、お客様が入居している、大槌町和野の仮設団地です。お話ししたところ、最近夜になると熊の出没情報が相次いでいるそうです。被害がでないことを願います。

 
土沢


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岩手県大槌町の現在の様子(その1)

中学校の校庭


冠水した道路の様子1


冠水した道路の様子2


巡視船による行方不明者の捜索


解体される冷蔵施設


冠水した道路3


蓬萊島

支援者の皆さま、こんにちは。
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

昨日に続き、岩手県大槌町の土沢さんから送っていただいた写真のご紹介です。

9月28日現在の大槌町の写真です。

最初の写真は浸水した中学校の校庭で、今は浸水車両の保管場所になっています。

次の2枚は28日午後4時25分の写真です。満潮になり道路も冠水し、通行できません。

海上の船を撮影した写真は大槌湾です。大槌湾内では海上保安官の巡視船による行方不明者の捜索が、今も続いています。9月22日現在、行方不明者の数は580名です。

次は海沿いにある、冷蔵庫施設の解体現場です。半年が過ぎ、凄い悪臭が漂っていました。

その下の写真の道路は自宅避難者が帰宅に通る道で、やはり満潮になると堤防を越え、冠水します。

最後はひょっこりひょうたん島のモデルになった、大槌町の蓬莱島です。津波に堤防も破壊され湾内にポツリと残されてしまいました。


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岩手県大槌町の復興祭

祭典虎舞


祭典虎舞 笹踊り


復興祭典 神輿


祭典 獅子踊り刀振り


安渡虎舞の子供達

支援者の皆さま、こんにちは。
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

岩手県大槌町の土沢さんから24、25日に行われた復興祭の様子を
写真とメールで送っていただきました。

大槌町の小鎚(こづち)神社祭典が24、25の両日、小鎚神社で行われました。

東日本大震災後初の本格的な祭りで、犠牲者の冥福と復興への思いを込めました。

25日は、観音みこしと明神(みょうじん)みこしの渡御が行われ、11団体が舞を披露しました。

最初の画像は岩手沿岸地方に多くの団体がある虎舞といいます。

一番下の画像は私が所属する安渡虎舞(あんどとらまい)に参加した子供たちです。

私たち大人は、この子供たちのカワイイ笑顔の為に頑張って地元を復興させ素晴らしい街を残さなくてはなりません。

今年の祭典は例年と違い震災犠牲者への冥福、復興を込めた祭典でした。

多くの団体が犠牲者への舞いで涙を流しました。

それと同時に、家内安全、大漁万作、商売繁盛の願いもこめ舞いました。

大槌町は中心部が浸水し、建物用地の浸水率は県内最大の52%。22日現在判明している死者は802人、行方不明者は580人です。

 
 
明日は大槌町の現在の様子をお知らせします。

佐々木

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