活動報告

カテゴリー : 復興の様子

がんばろう女川町 ワイケイ水産様

支援者の皆様
いつもありがとうございます。
代表の金野です。

女川町で津波の被害を受けたワイケイ水産様が地場産業の復活に向けて再び立ち上がりました。

女川町は被害が甚大で、家族を失った経営者も少なくありません。

再開を待ちわびる従業員のためにも悲しみを抱えながらも一歩前へと進まなければなりません。

ワイケイ水産様は、9月のサンマ漁に何とか準備を間に合わせたいと仰っていました。

全国からお届け頂いたOA機器やデスクなども大切に使わせていただきます、と笑顔で語ってくださいました。
女川町は壊滅状態ですが、一人一人の心が折れない限り、いつの日か復興を成し遂げるでしょう。

千里の道も一歩から

今回も支援してくださった皆様。
ありがとうございます。



ワイケイ水産様では、現在も以下の支援を必要とされています。
どうぞよろしくお願い致します。

  • ノートパソコン
  • タイムレコーダー
  • エアコン
  • 50ccバイク
  • 軽自動車
  • 小型自動車
  • 2tトラック(できればロング)
  • フォークリフト

 

代表 金野

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追悼と復興の花火

支援者の皆さま こんにちは
東京サポート本部の佐々木です。

東日本大震災から5ヶ月目の8月11日、宮城、岩手、福島の10カ所で、追悼と復興への願いをこめた花火が、大空に打上げられました。

岩手県大槌町でも復興を願い花火と燈籠での復興祭が開催されました。

土沢さんから写真とメッセージが届きました。
「少しずつですが、復興に進んでいます。
全国の皆さまからのご支援のおかげで沢山の笑顔、勇気、希望を頂いています。」

 大槌町で打上げられた花火

 燈籠のSMILE(スマイル)


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がんばろう南三陸 お惣菜屋「一歩」

美容室があった場所とNTTのあった場所の間を借りてオープンしました
 


この旗を目印にお立ち寄りください
 


もうすぐ看板ができますが、それまでは手書きの看板です

支援者の皆さま こんにちは
東京サポート本部の佐々木です。

南三陸町志津川に本日、小さなお惣菜屋がオープンしました。

武山さんが始めたお店です。

火力の使用は保健所の許可が必要なので、現在は別の場所で調理して運んできています。

今の志津川は町のお店がなくなり、日用品や食料品を買うにも3〜40km先まで行かなければなりません。

武山さんは「小さくてもお店を出すことで、地元の元気につなげたい」、「復興の第一歩になれば」という思いで「一歩」という屋号をつけました。

お店の場所は津波警戒区域なので5〜10年かけて埋め立て整備され、公園になるのだそうです。それまでの間、この場所でお店を続けていきたいと話されていました。

今現在、お店の周りにはほとんど人影はありませんが、この道(東浜街道)を通る人が買って行ってくれるそうです。

8月10日の品揃えは

  • コロッケ
  • ヒレカツ
  • エビフライ
  • メンチカツ
  • からあげ
  • とんカツ

この先お客様の要望を取り入れて、メニューもだんだん増やしていきたいとおっしゃっていました。

お惣菜屋 一歩
南三陸町志津川汐見(東浜街道沿い。川の近く)
営業時間:午前11時〜午後6時30分(売り切れると閉店します)

2012年2月25日追記:
3月6日に南三陸町廻館(まわりたて)地区にて、再開予定です。
移転作業のため、それまでは休業いたします。

 
東京サポート本部 佐々木

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東京サポート本部からの被災地での活動報告(その3 お盆の杉の木)

杉の柱の前で武山さん(柱の傍)の
お話を聞く代表金野(中央)と副代表倉田(右)

支援者の皆さま こんにちは
東京サポート本部の佐々木です。

8月13日〜15日、被災地では震災後はじめてのお盆を迎えます。

物資をお届けにうかがった武山さんのご実家でも、新盆の準備が行なわれていました。

山からいただいてきた杉の木を立てて、5〜6メートル位の柱に飾り付けをしていました。
この杉柱のてっぺんに提灯を吊るし、迷わずに戻って来られるようにお迎えするそうです。

雄勝、北上、南三陸、気仙沼も同じように杉の木を立てて3年間お迎えするそうです。
最初の年は白い提灯を、二年目、三年目は飾りのついた提灯を掲げます。

全国の皆さまからお盆のためのご支援をいただき、届き始めています。
新盆用の提灯、和菓子、落雁、水羊羹、お団子セット、果物、お酒、あんこ、きな粉、ごま、塩、砂糖、お線香、白ロウソク、蓮花ロウソク、花ロウソク、お墓参りセットなどたくさんお送りいただきましてありがとうございました。

「亡くなられた方のご供養ができて、被災された皆さんのお気持ちをやわらげることができればと思っています」との温かいメッセージも沢山いただきました。

支援者の皆さま、いつもお心配りありがとうございます。

 
東京サポート本部 佐々木


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8月1日の北上町、南三陸町志津川の状況

支援者の皆様、いつもありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

北上町の武山さんから、武山さんが1日の午後に撮影した、被災地の様子を送っていただきました。
併せて電話とメールで伺った、今現在の状況をお伝えします。

石巻市北上町

ここは石巻市北上町の近くで、海岸から1kmほど離れたところです。
今日の午後4時頃の満潮時の写真です。

左側の水のところは普段は陸地で、津波で堤防が決壊したため、満潮時には普通の陸地が海になってしまいます。
陸地が地盤沈下しているため、海水が流れ込んできて冠水しています。
雨が多い日は、ここの陸地だけでなく、川も田んぼもこのトラックが走っている道路も海水に沈んでしまいます。
北上町の一部地域も住宅の1階はみな浸水し、家に帰るときはボートに乗って戻ります。
地盤沈下している地区は1階には住めませんので、みなさん2階で避難生活をされています。

 

南三陸町公立志津川病院

こちらは南三陸町の公立志津川病院の前です。道路が見えるようになり、震災直後から較べればだいぶ瓦礫が少なくなったようにも見えますが、実際は片付けても片付けても追いつかず、全体の2割位しか減っていない状況ということです。

地元被災者だけでは人手が足りないので、ボランティアの方々にもお手伝いしていただきながら、瓦礫撤去作業を進めています。

もうここにはご遺体がありません、という警察の許可が取れてからでないと瓦礫の片付けはできませんので、まだまだ手つかずの瓦礫の山がたくさんたくさん残されています。

人の手では、大きく重たい瓦礫を持ち上げることは出来ませんので大きいものは重機で行ないます。人の手で行なえるのは、持てる範囲の小さな瓦礫撤去と想い出さがしの仕事になります。
位牌や写真などの想い出の品々は、地域の公民館や学校などの決められた場所に集めて、持ち主の方が来られるのを待っています。
 

志津川の瓦礫撤去作業
 


志津川の瓦礫撤去作業

震災後しばらくは道路を空けるための瓦礫撤去でしたが、
当初は処分する場所が無かったので消防署の許可を取り、
ご遺体のないところで瓦礫を燃やしていました。

現在は燃やすと有害だということで、
それらの瓦礫を産業廃棄物として処分するために
トラックに載せて指定の処分場に運んでいます。

北上町の瓦礫撤去作業

こちらの写真は北上町の瓦礫撤去作業の様子です。森の近くまで地盤沈下で冠水しており、海水が引かないのでいつもぬかるんでいます。
ここも膨大が瓦礫がまだまだ残されています。

震災後もうすぐ5ヶ月になりますが、宮城県の自治体ほぼ3分の1が被害を受けたと言われており、
瓦礫はようやく1万tくらい減ったそうですが、片付けても片付けても現在はまだ、終りは見えません。
 

町の予算で行なう瓦礫撤去作業ですが、自治体の予算の関係で陸の作業が一時ストップすることになるそうです。
ストップすると作業に遅れが出るため、地元の漁業組合がお金を払って船を借り、海上の片付けとご遺体の捜索を同時に行なっています。被災でたくさんの船を失いましたが、お一人でも多くの方がご家族の元に帰れるようにと、今日も捜索が続けられています。
 
 

津波でほとんどが流されてしまったため、北上町にはお店が1件もありません。
南三陸町には、残った倉庫で開店したコンビニが1件だけ営業していますが、スーパーと違い品揃えも少なく、生活必需品や食料を買えるお店まで数十キロもあり、車が無いと行ける距離ではありません。
せめて、自転車やスクーター、スーパーカブ、荷台付バイク等があれば、遠くまで買い出しに行くことができるので、眠っているものがありましたらお譲りください。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

仮設住宅はぺらぺらの鉄板で出来ていて、収納スペースも無く、5〜6人の家族が四畳半2部屋ですし詰めで生活しています。
断熱材も入っていないため冬になって雪が降るとどうなるのか、とても心配になります。

現在自宅避難されている方々、仮設住宅で過ごされている方々は、周りに何も無くなった環境ですべて自分で賄わなくてはならなくて、普通の生活をおくることも難しいです。

生活できない、家族が亡くなった土地に居るのは辛い、など理由はそれぞれですが、3割位の方が町を出て、他の土地に移って行かれました。
人口が少なくなると国からの助成金の額も変わってくるため援助も少なくなってしまいます。そうすると税金も高くなり、町の復興も困難になっていきます。
みんなで気を配り合い、助け合いながら、励まし合い、なんとか故郷を復興しようと頑張っています。

被災地にはお店と仕事と車が必要です。
国の援助も、個人の助けも必要です。

東京サポート本部 佐々木

 
 
amazonジャパンのサイトで1つから支援できます。どうぞよろしくお願致します。

石巻市北上町 自宅避難の方への支援物資
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/3W06P9P877UBH

石巻市雄勝森林公園避難所と自宅避難の方への支援物資
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/25K4K354R3SUZ

岩手県上閉伊郡大槌町 自宅避難の方への支援物資
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/3GNK2LDQDW35J

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石巻市北上町の保育所が再開しました

相川保育所


相川保育所2


相川保育所3

石巻市北上町十三浜にある相川保育所が6月1日より再開します(※)。

現在はまだお昼寝用のタオルケット(30名分)がありません。
ご不要なタオルケットをお持ちの方がいらっしゃいましたらお譲りください。
どうかよろしくお願いいたします。

代表 金野

※5月17日訂正:投稿時16日より再開とお知らせしましたが、現在はまだ限定的ということです。

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蒲生地区 中古車専門販売店 オートラウズさん

福岡にいる友人から仙台港にある某運送会社の安否確認をお願いされました。残念ながら建物は津波の被害を受けていて、営業はされていませんでした


仙台港付近の光景 その1【4月29日撮影】


仙台港付近の光景 その2【4月29日撮影】


仙台港付近は、まだ車が何台も放置されたままです


放置された車【4月29日撮影】


仙台港付近の光景 その3【4月29日撮影】


仙台港付近の光景 その4【4月29日撮影】


仙台港付近の光景 その5【4月29日撮影】


仙台市宮城野区蒲生は長い間、通行禁止になっていました。建物はほとんど無くなってしまいました

福岡の友人に頼まれ、仙台港に某会社の安否を確認に行って来ました。
その会社は残念ながら津波の影響を受けてしまっていて、営業はされていませんでした。

仙台港の隣には蒲生地区があります。
この蒲生地区には日頃お世話になっていた業者さん、知人がいたのですが、震災後、ずっと連絡がとれませんでした。
地震のすぐ後に心配で直接訪ねたところお店は流されてしまっていて、基礎のみ(画像)が残っていました。

仙台港から福島県二本松市に視察に向かう途中、蒲生地区を通ると、その「オートラウズ」さんがお店を立て直していました。

会社の社用車はこのオートラウズさんで購入していたので、復活は本当に嬉しいかぎりです。

嬉しい事にもう1人の知人も無事で、現在は石巻市で避難生活を送っているとのことでした。

3月11日の地震直後は、まさかここまでは津波は来ないだろうと、誰もが思っていたそうです。
しかし、町内のアナウンスや消防団の方々の尋常でない避難の呼び掛けに、オートラウズさんも事務所を出たそうです。
津波が来たのは、その20分後でした。

もう1人の知人は避難が遅れてしまい、津波に追われながらギリギリ逃れたそうです。

オートラウズさんでは、車の整備に必要な機材が全て流されてしまいました。
ゼロからの設備投資は、とても厳しいと仰っていました。
蒲生地区は津波の被害が大きく、退去勧告が出される可能性もあるため、雑誌などでは幅広く広告も出せないそうです。
この状態では状況を理解してくれる知人関係にしか、販売はできないとのことでした。

オートラウズさんには、来週、全国の皆様からお送りいただいたパソコンを2台お譲りさせていただきます。
また、オートラウズさんからは、物資の不足している地域に譲ってくださいと、食器、服、作業服をお譲り頂きました。
ありがとうございました。

仙台港付近の会社やテナントや飲食店は、多くが廃業や撤退に追い込まれています。
華やかだった産業道路も45号線も、今は夜になると暗く、車の通りも僅かです。
そのような状況の中でも、オートラウズさんは再び立ち上りました。

もし車の整備に必要な機材等、買換えなどをお考えの方がいらっしゃれば、お譲り頂けないでしょうか。

この後、午後から福島県二本松市に視察に行って来ました。
何年も使用していない土地を所有しているので、お役に立てるようであれば、お譲りしたいとの申し出をいただきました。
仙台からは120kmほどの位置です。
現地をしっかり見てきました。
さっそく二本松市の行政にご相談させていただきます。
何かのお役に立てることを祈っています。

代表 金野

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復興しました(その2)

大衆食堂わかよし お店入口


焼肉定食は700円


わかよしの皆さん

塩釜市牛生町牛生大通りの「大衆食堂わかよし」さんが震災から再び立ち上りました。
震災の影響で限られた食材の、限られたメニューでしたが、被災地で一生懸命頑張られていました。
まごころこもった料理をぜひ食べに行ってあげてください。
私は焼肉定食をいただきました。700円です。とても美味しかったです!ごちそうさまでした♪

大衆食堂わかよし
Tel. 022-362-1264

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復興しました(その1)

再開した仙台空港の様子


仙台空港1階ロビーには多くの方々からの応援メッセージが寄せられています


復活した松島水族館

復興が進んでいる所の情報もお知らせしたいと思います。

仙台空港は信じられない早さで復旧が進んでいます。まだ、臨時で国内線しか飛べませんが、ぜひ仙台空港を利用して宮城県に遊びにきてください。
仙台空港1階ロビーには、多くの方々からの応援メッセージが書かれています。一日も早くたくさんの大きな翼が仙台空港から羽ばたいていけるよう応援してください。

震災から懸命の復旧作業が行われ、4月23日、松島水族館が感動の復活です!松島ではホテルもお土産屋さんも懸命に復旧作業しています。GWはぜひ松島に遊びに来てください。

マリンピア 松島水族館
http://www.marinepia.co.jp/


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