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北上町に生活支援物資をお渡ししました

とても素敵な手作りのかざり箱です。先に段ボール1箱お持ちになった時は、あっという間になくなってしまったそうです。リモコンや眼鏡を入れたり、ペン立てとして使っているそうです。今回はダンボール3箱ほどお渡しいたしました。
支援者の皆さま
いつも温かいご支援をありがとうございます。
仙台メンバー 倉田です。
12月17日、北上町の自宅避難者代表の武山様がしらかし台の倉庫に来られ、たくさんの生活支援物資をお渡しさせていただきました。
前日から明け方近くまで、仙台市内は今年初めての雪が降りました。17日は朝から晴れ渡っていましたが、一段と冷え込みが厳しくなり、幹線道路以外の道には積雪・凍結している所もあり、しらかし台の倉庫までの道も走行に注意が必要な状況でした。
北上町をはじめ沿岸部の道路に積雪はなかったそうですが、この時期はもう凍結してしまい、大変危険なんだそうです。震災の影響がまだまだ残り、道路は至る所で段差や砂利道などの悪路、すべての早急な復旧工事は見込めない状況が続きますので、2次被害・3次被害が出てしまわないことを、ただただ祈るばかりです。
今回は、先日ご報告させていただきました、ラッピングしたぬいぐるみをはじめ、お菓子・手作りのかざり箱・衣類など、たくさんの生活支援物資をお渡し致しました。
神戸市の株式会社白川工芸社様から、11月・12月と2度にわたってグリコのお菓子の詰め合わせ20個と、先日、車の形をした箱のお菓子の詰め合わせ20個をご支援いただきました。
(オフィスグリコ神戸西センター様と記載いたしましたが、㈱白川工芸社様からのご支援でした。訂正とお詫びを申し上げます。大変失礼いたしました。)
こちらのお菓子の詰め合わせとラッピングしたぬいぐるみは、子供たちへのX’masプレゼントとしてお渡しして下さるそうです。お菓子やぬいぐるみを受け取った子供たちの、うれしそうな笑顔が目に浮かびます。本当にありがとうございます。
そのほか、東京の山下様からご支援いただいた加湿器、㈱エバタコーポレーション・河野様からご支援いただいたつなぎ、大人用のジャンパー・ダウンコート、アルバムセット、手作りのかざり箱など、皆さまからの温かいご支援とお気持ちを、たくさんお渡しさせていただきました。ありがとうございました。
寒さはこれからが本番です。ジャンパーやコートなど、温かな服(大人用・サイズ大きめ)はあると大変助かるそうです。皆さまからのご支援が、一日でも早く、必要とされている方へお渡しできるよう、状態の良いもの・一枚ずつきれいにたたみ透明な袋に入れサイズ等を明記した状態でご支援頂けると、大変助かります。
温かなお気持ちとたくさんのご支援、本当にありがとうございます。
ご協力と継続的なご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
仙台メンバー 倉田
茨城県からの支援物資
支援者の皆さま
いつも温かいご支援をありがとうございます。
副代表の倉田です。
12月14日、株式会社エバタコーポレーション様が、オフィス支援の物資をしらかし台の倉庫に届けて下さいました。
㈱エバタコーポレーション様は、5月より、2~3ヶ月に一度というペースで茨城よりオフィス支援をして下さっており、今回で4度目の来仙となりました。本当にありがとうございます。
当初はかなりの品数が集まっていたのですが、震災から9ヶ月、最近ではなかなか提供出来る物が集まらなくなって来ているそうです。そのような中で、大変ありがたい支援をして頂きました。
搬入作業を終え、「また物資が集まり次第、倉庫に届けに来ます」とおっしゃって下さり、茨城へと戻られました。
㈱エバタコーポレーション様を始め、震災後すぐに支援をして下さった方々、継続的に支援を続けて下さっている方々に、改めまして、この場を借りてお礼申し上げます。
副代表 倉田
北上町の子供たちへ
支援者の皆さま
いつも温かいご支援ありがとうございます。
仙台メンバー 倉田です。
今日はしらかし台の倉庫に届けられていた たくさんのぬいぐるみを、北上町の子供たちへ
X’masプレゼントとして贈るためラッピング作業をしました。
抱えるくらい大きなものから、かわいらしいもの、ディズニーなどのキャラクターものなど、本当にたくさんのぬいぐるみが届いておりました。そのひとつひとつを透明のビニル袋に入れ、リボンで結んでみました。素人作業なので出来栄えはいまいちですが、皆さまの温かなお気持ちが込められた、素敵なプレゼントになりました。
X’mas間近に、北上町へと送り出す予定です。
大変な状況の中、少しでも子供たちに笑顔があふれる事を願って・・・
倉田
(株)小野寺鐵工所様へのオフィス支援
支援者の皆さま。
いつもありがとうございます。
代表の金野です。
10月29日に気仙沼市から、(株)小野寺鐵工所様が祈望倉庫にオフィス支援物資を引き取りに来て下さいました。
小野寺鐵工所様は昭和24年に創業された、内燃機関のメンテナンスや各種開発に携わる企業様です。「現場から学べ」を原点に、お客様本位の考えに立って、社員一丸となって取り組んでおられます。
会社は4つの部門に分かれています。
【技術部】舶用内燃機関整備、舶用機器整備
【産業機械部】各種プラント設備、鉄工、鉄骨関連業務、
各種産業用機械設計メンテナンス
【特販部】舶用機関販売、中古船舶エンジン販売・仲介、
中古部品、機器販売・仲介
【コラーゲン製造部】中古部品、機器販売・仲介
小野寺鐵工所様も今回の震災で甚大な被害を受けましたが、復興を誓い、様々な困難と日々戦っておられます。
このオフィス支援のことは以前、祈望倉庫に来られた大船渡市の企業様から紹介されたそうです。
この日は皆さまからお譲り頂いたパソコン、ファックス、スキャナー、机、棚、イス、複合機、文房具一式をトラック1台分お譲りさせて頂きました。
これだけのものを購入するとなると、かなりの金額になります。
小野寺鐵工所様は「支援者の皆さまには今はありがとうございますとしか言えませんが・・・」と気まずそうな表情を浮かべておられました。
「全国の皆さまの善意には、復興を成し遂げることで恩返しとしましょう!」と、最後は復興を誓って写真を撮りました。
10月に入ってから、少しずつですが、事業再開に向けての準備に入れる企業様が出てきました。
震災から7ヶ月が経っていますが、やっとこれから事業再開準備です。
私の会社も震災から3ヶ月間は、まともな仕事ができませんでした。
数ヶ月間まともな売上や入金がない状態が中小企業に与える影響がいかに大きいかは、
身に染みて経験しています。
沿岸部の企業様の御苦労を考えると、同じ宮城県にいながら、微々たる応援しかしてあげられない自分に歯がゆさを感じることもあります。
被害を受けた沿岸部の市町村を車で何度も何度も通るたびに、胸が苦しくなります。
瓦礫が移動された分、何もない街並みが延々と続きます。
人口はどんどん減少しています。
事業再開があまりに困難なために、若い世代は地元を離れるしかないのです。
事業再開支援はこれから本格的になります。
これからも全力で頑張って参ります。
代表 金野