活動報告

三菱商事ユニメタルズ(株)様が、岩手県大槌町でボランティア活動

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

私的な事情でしばらく活動報告を更新できませんでした。
これから少しづつになりますが、アップして行きますのでよろしくお願い致します。

8月17日と18日に、昨年から積極的に被災地に継続支援してくださっている三菱商事ユニメタルズ(株)の松木様をはじめ12名の皆様が、大槌町にボランティアに来てくださいました。
個人の力で支援活動をしてくださっているグループの皆様です。
昨年はクリスマスに子供たちにお菓子を、今年はバスケットボールやカメラ、食品など、定期的に様々なご支援をいただいております。

大槌町の土沢さんから、写真を送っていただきました。

公営住宅建設予定地です


公営住宅建設予定地その2


吉里吉里(きりきり)海岸の砂浜

吉里吉里海岸の砂浜その2


仮設店舗でお会いすることができました

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支援者の皆様。いつもご支援ありがとうございます。
大槌町の土沢です。


先日、町内に沢山のご支援を頂いている三菱商事ユニメタルズの松木様とそのお仲間の方々が、町内にボランティア活動に来てくださいました。


二日間の活動をして頂き、海岸の砂浜の清掃、公営住宅建設予定地の草取りと、猛暑のなか頑張って活動してくださいました。本当に感謝です。
とても綺麗になっていました。


この場所で町内の皆様の新しい思い出の一ページが生まれる事に、心より感謝いたします。

1日目の夜(8月17日)ほんの僅かの時間でしたが、皆様とお会いして仮設店舗で飲食をすることができました。
今の現状、今後の課題とお話ししました。

現在の町内の状況は、
支援を必要としている家庭は、お陰様で支援活動当初の半分以下の5~8世帯になりました。
生活支援を必要としているのは、高齢者、及び学生の子供がいる世帯です。
その中で、両親が入院している中高生の世帯が4世帯あります。
その他に、場合によっては、オフィス支援を必要としている中小企業、スポーツ団体へのご支援をいただいております。
雇用が安定して生活も安定した家庭が増え、ご支援頂いている
世帯が減りました事に感謝いたします。有り難うございます。


今後の課題は、
個人企業への支援活動、そして人口減少による売上の減少をどう抑えて行くか。
そして松木様のグループのような個人のグループの皆様が、ボランティア活動しながら復興を応援してくれていることを、
どのように大槌町内の人達に伝えて行くのか、地元の人達への
情報発信が課題です。


松木様のグループは、地元のボランティアセンターでどこを
清掃するのか指示をもらって、ボランティア活動をしてくださっ
たのですが「私たちは他県から来たよそ者だから、地元の方々は
『何でよそから来て勝手に掃除しているの』と思われているかもしれません。
でも、どう思われても、私たちは復興の為にやりたいからやっているの。」とのことでした。
このような素晴らしい活動をしてくださっている皆さんがいることを、地元の皆さんにも
理解していただきたいと感じています。


皆様、若いのに素晴らしい最高の方々でした。
写真向かって左の手前の方からグループの代表者の田中さん、松木さん、私です。
松木様は石巻市のご出身だそうです。


皆さんは、月一回のペースでメンバーは変わりますが、岩手、宮城の各地区でボランティア
活動をされているそうです。
本当に祈望を通じて、この用な素晴らしい方々にお会い出来た絆に心より感謝いたします。
私達も皆様に負けないように復興に向かって頑張って参ります。
何年か先に大槌の海の幸で皆で笑って飲み食いできる日を楽しみに。

色々有り難うございました。

大槌町代表 土沢孝弘
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継続的なご支援に心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。

東京サポート本部 佐々木

岩手県大槌町, 復興の様子 | 11:50 PM

心援隊びわこ様から支援物資

びわこの皆様と当団体スタッフ

雄勝町にて現地ヒアリングの様子

支援者のみなさま
いつもありがとうございます。
副代表の倉田です。
 

7月15日、滋賀県に本部を置く、被災地支援チーム 心援隊びわこ様から下記の沢山の支援を頂きました。
今回は、北上町にお届けしました。
 

支援物資一覧
トイレットペーパー  多数
水          30箱
洗剤         多数
お米
缶詰         多数
カップラーメン    多数
野菜類        多数
ジュース
調味料
結露防止シート
 

びわこ様は今後も当団体と協力し、生活物資を中心に支援して頂けます。
びわこ様に支援して頂いている皆様にも感謝申し上げます。

    

宮城県石巻市北上町, 宮城県石巻市雄勝, 支援活動 | 10:56 AM

北上町に仮設スーパーがオープンしました

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

開店準備中のスーパー(写真中央のプレハブ)と周囲の様子。北上川沿いのにっこりサンパーク仮設住宅の近くです。奥に見えるのは北上中学校


近くには津波被災車輛の集積場があります


北上町初の仮設店舗です


オープニングセレモニーもあったそうで、沢山のお客様が来店されました


お店の中はお肉、お魚、野菜などが並んでいます


お肉のコーナー


野菜・青果のコーナー


オープンにやって来てくれた北上中学校野球部の少年達

ご報告が遅くなりましたが、4月14日 北上町に仮設店舗がオープンいたしました。
お店の名前は『WE ARE ONE KITAKAMI』といいます。

アメリカのスーパーマーケット『WE ARE ONE』様が仮設店舗
出店に協力してくださったので、英語の屋号なのだそうです。

・住所は 〒986-0201 石巻市北上町十三浜字丸山37-1
・営業時間(通常) 10時〜18時まで
・代表は、  武山 俊彦さんです。

いま取扱っている商品は、お魚・お肉・野菜などの生鮮食料品、
お弁当、お惣菜です。
これから商品をだんだん増やして行きたいということです。

北上町の仮設商店は1つの大きめのプレハブに7人のお店が
入店する共同商店となります。

お店は15坪(7m×7m)の仮設プレハブで、棚も少なくて
わりと狭いということですが、ようやく近くでお買い物が
できるようになった、と地元の方々が喜んでいるそうです。

これまでは交通の便がなく、買い物一つするにも1日がかり
だったので、どれだけ皆さんの生活が楽になるかと思うと、
本当に嬉しいですね。

被災地の中で一番遅い出店だけれども、お客さんが来なくて
困る事のないように、みんなでがんばっぺ!とおっしゃって
いました。

北上町のスーパーの近くには、仮設住宅団地が180棟あり
ますが、そのうち現金収入のあるご世帯は半分位で、あとの
半分くらいは一人暮らしのご老人やご家族を亡くされた一人
暮らしの方々です。

実際のところオープンしてみて、周囲の状況が状況なだけに、
通常のお店のように利益を出して営業していくのは並大抵の
苦労ではないようです。

各地の被災地でも、仮設商店街に出店されてもお客様が少な
くて経営が成り立たず、撤退されるお店も多いとの事。

家庭の事情が厳しくて、安いものしか購入できない世帯も
多いそうで、被災地で経営していくにはどの町でも大変な
ご苦労があるようです。

やっとできた北上町のお店1号店です。このスーパーが中心と
なって、なんとか頑張って地元の皆さんに元気になってもらって、町を盛り上げていっていただきたいと思います。

どうか皆様の温かい応援をよろしくお願い致します!

 
ようやく支援の届きにくいエリアにもお店ができましたので、
祈望としても、被災地のお店に影響の出ないように、支援内容を
考える時期に入りました。
被災地のニーズをよく聞いて、慎重にして行かねばと思っております。

というのは、ある地域でボランティア団体から大口の支援物資が
届けられたが、それらの支援のためにようやく再開できた地元の
お店の商品が売れず、収入につながらないので困窮しているとい
うご相談をいただくようになりました。

地元のお店が開店しだしたら、地元で手に入らないものを
ご支援いただくとか、義援金を集めて地元のお店で消費する、
という支援体勢にシフトすることが必要ではないかと思います。

実際に被災者の方々にお電話で聞いてみると、皆さん口を揃えて
必要な物を、必要な時に、地元のお店で購入できる支援があると
とても有り難いというお話をされていました。

地元で手に入らないものは、もうすこしの間、他県の皆様から
助けていただき、地元で売っているものは、地元のお店から
支援できるようにして行こう、ということで当団体でも被災
地のニーズと復興状況に沿った支援に変化させていきましょう、
ということになりました。

しかし、被災地の方々の収入は震災前の半分以下や、まったくゼロの
方々も多いので、とても自力で購入する力のない方々もいらっしゃいます。

もうあとどのくらいの時期になるかはまだわかりませんが、地元の
商店に影響の出ない範囲で他県からのご支援をお願いしつつ、
だんだんと地元のお店から、という風になって行くと思います。

人口が流出し、お客さん自体の数も少なくなっているためお仕事の量も
少なくなって来ており、地元の方々の生活基盤をつくっていかないと
将来とても厳しいことになりそうです。

支援物資と地元商店との兼ね合いが難しいですが、被災地の声を
よくきいて、1日も早い復興につなげてまいりたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

東京サポート本部 佐々木

 

北上町 支援物資用の口座を開設いたしました。
必要な支援物資を、必要な時に、地元のお店で購入して、自宅避難の
方々へお届けいたします。
____________________________

【北上町の支援物資用口座】
七十七銀行 泉支店 普通:5866901
(シチジュウシチギンコウ イズミシテン)
一般社団法人 祈望 北上支部 代表理事 金野文武
____________________________
 
 
この口座にお振込いただいたお金は、地元の困窮している
自宅避難の方々のための支援物資購入に使わせて頂きます。

毎月1回、どのような物資を購入したのか、収支報告を
「祈望」HPでご報告いたします。
物資購入とお届けは、信頼できる北上町代表の武山英明さんが
担当してくださいます。

 
祈望が係わっている地区は、自宅避難の方々のところなので
義援金はゼロで、1円も貰っていない方々です。行政からも
他ボランティア団体からの支援もない、本当に大変な方々のところです。

震災直後の、電気も水も食べるものも着るものも何も無い時に、被災者の
ために私財、物資をすべて出してくれた方々が、現在非常に困っています。


宮城県石巻市北上町, 復興の様子 | 5:43 AM

茨城の塙さま・河野さまからの支援物資

沢山の提供物資が積まれています。

倉庫の場所が1階から以前の2階に移動になり、大変な中、何度も往復して搬入して下さいました。

搬入後、分解していた事務机やテーブルなどを丁寧に組立てして下さいました。

左から塙さん、代表・金野、河野さん

支援者の皆さま
いつも温かいご支援をありがとうございます。
副代表の倉田です。

 
4月28日、しらかし台の倉庫にてオフィス家具の支援物資を
受け取りました。
継続的なご支援をして下さっている㈱エバタコーポレーションの塙さまと河野さまが、今回は個人的にご支援して下さいました。心より感謝申し上げます。

 
トラックに、沢山の支援物資を乗せて来て下さいました。

パソコンデスク 2台
事務机 1台
平机 1台
袖付事務机 2台
テーブル 2台
両開き書庫 2台
プラスチックトレーキャビネット 2台
カラーBOX 2台
大判プリンター 1台
FAX付き電話機 1台
タイムレコーダー 1台(付属:ラック1・カード4束)

ほか、パーテーション・カウンター・ソファー・事務椅子・
ホワイトボードマーカー・スタンプ台など、本当に沢山の物資を
ご提供下さり、当日は搬入後、積込みの為分解していた机や
テーブルなどを、ひとつひとつ丁寧に組立てをしていって下さいました。

 
必要とされている方々に、大切にお渡しさせて頂きます。
皆さまからの温かなご支援、心より感謝申し上げます。

 
副代表 倉田

支援活動 | 10:43 PM

NECキャピタルソリューション様搬入

左からNECキャピタルソリューション 山下様、佐々木様、須藤様

支援者のみなさま
いつもありがとうございます。
副代表の倉田です。
 

本日は以前ご支援いただいた、仙台市青葉区のNECキャピタルソリューション様から下記物資をご支援いただきました。

 
オフィス机    1
オフィス袖机   1
オフィス椅子  10
ホワイトボード  1
 

今回は、わざわざしらかし台の倉庫まで持って来ていただき、
搬入も手伝っていただきました。
お忙しい中ありがとうございました。

支援活動 | 7:56 PM

支援物資をお渡ししました。

ワイケイ水産株式会社 木村様

支援者のみなさま
いつもありがとうございます。
副代表の倉田です。

本日は先日、日本カードプロセシング株式会社様から支援を頂いた、パソコン一式5組を石巻市女川のワイケイ水産株式会社様に
お渡ししました。
ワイケイ水産株式会社様には以前も支援させて頂いておりますが、今回も大変喜んでおられました。

倉田


支援活動 | 5:40 PM

日本カードプロセシング株式会社様提供物資搬入及び搬出

搬入の様子

搬入先の倉庫

左から中井様、倉田、南﨑様

左からボランティア鈴木様、株式会社浦嶋商店様、及川冷蔵株式会社様、倉田

株式会社沼崎製材所様、倉田

支援者のみなさま
いつもありがとうございます。
副代表の倉田です。

 
本日は、東京の日本カードプロセシング株式会社様から沢山の
支援を頂きました岩手県大船渡市での搬入の報告をいたします。
 
今回、日本カードプロセシング株式会社様からは下記物資

事務用平机   72台
事務椅子    72脚
パソコン一式  70組
複合機      1機

等、その他多数の事務機器及び事務用品を支援して頂きました。
沢山のご支援心から感謝申し上げます。
 
本日は日本カードプロセシング株式会社様から中井様、南﨑様が搬入に立会って頂きました。
お二人のお話によると、もともと処分する予定だった物資なの
だが、1人の社員がどうせ処分するならこんな団体があると
「祈望」を紹介され支援する事になった、そして現地に来て
現状を知り、支援して良かったとお伺いしました。
日本カードプロセシング株式会社様、中井様、南﨑様、そして
社員様本当にありがとうございます。

 
今回の沢山の物資の搬入先ですが、以前「祈望」が支援をさせて
頂いた岩手県大船渡市の及川冷蔵株式会社様、株式会社浦嶋商店様で、保管場所として及川冷蔵様が広い倉庫をお貸下さいました。今後は、及川冷蔵様と浦嶋商店様が中心となり、大船渡市近隣の企業様に声掛け・マッチング等をし、復興に向け必要とされている企業様に物資をお渡しして下さいます。そちらにつきましても、ご報告をしていきたいと思います。

 
又、本日支援して頂いた物資を岩手県山田町の株式会社沼崎製材所様にお渡ししました。
沼崎製材所様は木材加工業を行っていますが、震災時会社も工場もすべて流され、一時は再起を断念したそうですがここにきて再起を決断、新規に会社を興し、6月の稼働に向けて活動しているそうです。
今回下記物資を支援させて頂きました。

事務用平机   7台
事務椅子    7台
パソコン一式  3組 

大切に使わせて頂きますと、大変喜んでおりました。

 
まだまだ地域差がありますが、震災から一年以上が経ち、ようやく復興に辿り着いた企業様が増えて参りました。今まで以上に、オフィス支援が必要な状況です。祈望としても、ひとつでも多くの企業様の力になれるよう、取組んで行きたいと思います。

今後とも、みなさまの暖かなご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 
副代表 倉田


支援活動 | 11:47 PM

北上町十三浜の(株)木村水産様 (2)

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

北上町の十三浜で事業再開に向けて奔走されている木村水産さまの続報です。
(前回は、2月22日の記事で水産加工の資金調達についてレポートいたしました)

今回は、木村水産様で取り扱っている商品をご紹介させていただきます。

まず、被災地応援ファンドに参加されている、木村水産様の「めかぶファンド
ですが、おかげ様で目標の90%のところまでご支援いただいております。
全国の投資家の皆様に心より感謝申し上げます。

めかぶが獲れるのは3月と4月のみで、この時期に仕入れができないと
廃業となってしまいます。
木村水産様ではめかぶとワカメの資金で仕入れをして出た利益で、
少しでもウニの仕入れが出来ればいいなと考えていらっしゃいます。

被災地応援ファンドの「めかぶファンド」は3月末〜4月頭頃までに
ご支援いただけると木村水産様の事業が継続でき会社も助かりますし、
10〜15人分の新たな雇用が生まれ、十三浜の復活にもなります。
引き続き応援の程よろしくお願い申し上げます。

現在、木村水産様では事業再開をめざして「めかぶ」と「わかめ」の
小さな額の仕入れから、製造、販売を始めています。

工場長の武山さんが、午前4時に起きて市場に仕入れに向かいます。
そして、朝8時からスタートするパートさんの加工のお仕事は、まだ
少量の生産なので午前中の早いうちに終了するそうです。

高品質の三陸の美味を全国にお届けできるようにと、本格的な生産体勢で
スタートできる日のために、毎日仕入れと加工と販売に奮闘されています。

これからの春から夏にかけての5〜6月は「ウニ」が旬になりますが、
例年通りの漁が可能かどうか、まだ海の見通しが立っていないそうです。

十三浜の漁場は天然の漁場で、ここで育つウニは海苔や海藻を食べて
大きくなります。

昨年の津波で大量のウニと海藻が流されたため、現在、浜で成育中のウニに
どのくらいの身がついているのか、陸に上げてみないとまだわかりません。

いざ開けてみたら例年より実入りがよくない、色がよくない等、思うように
いかない場合も覚悟しておかねばなりません。

今年の三陸の海の状態がどうなるか、漁場は天然のものなのでいまの段階では
まだわからないそうですが、よい状態であることを願っています。

今年は海が綺麗なため色々な種類の海藻が岩の表面についています。しかし、
ウニは海底にいるので「うまい具合に」海苔を食べているのか、例年通り漁が
出来るのか、漁師さん達は心配しています。

宮城県漁業協同組合連合会は、海を見てウニ漁ができるかどうかを決めます。
漁のできる日を「開口日」と言います。漁師さんは漁協連の決めた開口日に
漁に出てワカメやウニを獲ってきます。

開口日は、各浜のトップである「開口委員」という方がしょっちゅう海と
漁場の状態を眺め、各漁協の支所と相談して決めています。

十三浜にはそれぞれの浜に1人づつ13人の開口委員がおり、宮城県全体では
浜の数だけいるので正確にはわかりませんが、何百人もおられるそうです。

漁場によって、良いものと良くないものとがあるので、買い人さんが漁場を
入札し、加工会社がその浜で水揚げされた原料を仕入れます。

漁協の支所の数だけ入札があります。宮城の場合は唐桑から牡鹿半島まで
欲しい浜を値段をつけて買うのだそうです。北上町の漁場なら十三浜、
南三陸なら志津川の浜が入札されます。

木村水産様では、やはり地元の十三浜の漁場にこだわりたいので、十三浜に
入札したいということです。

昨年の3月11日は「ひじき」の開口日でした。
漁には潮時があってひじきは満潮時には獲れません。干潮時に獲りますので、
あの日は午前中から昼までに漁を済ませていました。午後まで海に出ていた
漁師さん達は沖へ逃げて津波を免れたそうです。

めかぶとろろ

めかぶとろろ。本当はこの上にさらに透明の蓋があります。外して撮影しました

あり合わせですが、器に盛りつけてみたところです。量はもっと沢山入っています

うにめかぶ。めかぶの量が少ない分、容器も二回りくらい小さいです

焼きうに。このように袋に入っています

袋から取り出すとこんな感じです。中までぎっしり詰まっているのにびっくり

木村水産様の取り扱っている商品をご紹介いたします。
先日の記事の後、木村水産様から生産されている商品の一部を
送っていただいたので、数人で試食させていただきました。

私はとろろめかぶとうにめかぶ、焼うにをいただきました。

正直思いがけない美味しさに、全員が驚きました。

「めかぶとろろ」は私が普段デパートやスーパーなどで購入する
ものとはぜんぜん違った「歯ごたえ」と、鮮烈な磯の風味が感じられます。
普段そういうのが苦手な人も、これは食べられると言っていました。

いつもはめかぶをすすんで食べることがない人も「毎日食べられるかも」との感想です。

こんなに鮮度高い、磯の香り豊かなめかぶがあったのだと
本当に感動しました。

めかぶの加工法を木村水産様へ伺ったところ、生のめかぶを
専用スライサーでカットしボイルすると、鮮やかな緑色に
なるのだそうです。

めかぶのぬるぬると、シッカリした歯ごたえを残す煮方が
木村水産様のこだわりで、「加工会社によって差が出る」
部分だそうです。

「うにめかぶ」は味つきですが、これも美味しかったです。

味付けには木村水産様自家製のかつお出汁を使用していて、
めかぶの上に乗っているうには、チリ産のうにになります。

三陸産のものを使いたいところですが値段が高くなるため、
外国産の中では色もよく、味も良いチリ産であれば、
1年を通じて購入し易い価格でご提供できるからです。

そして「焼きうに」も、とてもとても美味しかったです。

三陸産のうにを一つ一つ手作業で形がくずれないように
丁寧に取り出し、ほっき貝の殻の器にぎっしり詰めたものを
じっくり焼くのだそうです。

1つの焼きうにに、7〜8個のうにが使われています。
詳しい方法は秘密ということですが、火加減が味の秘訣
なのだそうです。

焼かれることでうにの味がいっそう濃厚になっているように
感じました。

調味料や添加物は一切使っていないのでうにだけを味わえ、
1つでかなりのボリュームがありましたので、うに好きには
たまらない逸品だと思います。

これらの商品を一度食べてしまうと、三陸の浜をずっとずっと
守り続けていきたいという気持ちが一層強くなりました。

この味を末永く残していければと願っています。

 
東京サポート本部 佐々木

木村水産様の事業再開の最低ラインの30t(1,000万円)の仕入れ資金となります。

セキュリテ被災地応援ファンド
http://oen.securite.jp/

木村水産めかぶファンド
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=221

木村水産様のほかにも、参加されている企業様がいらっしゃいますので、
「是非とも東北の企業を応援したい!!」という方はぜひホームページを
ご覧になってみてください。

どうぞよろしくお願い致します。

宮城県石巻市北上町, 支援活動 | 9:59 PM

被災地の女性達に、maNara化粧品をご支援いただきました

支援者の皆様こんにちは
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

震災後から避難生活と復旧活動で肌荒れのひどかった女性達に、
(株)ランクアップ様よりスキンケア化粧品をご支援いただきました。
また、生活用品や食料品、コンタクトレンズ、仕事用合羽など沢山の
ご支援をいただきました。

(株)ランクアップ様の「maNara化粧品」は、全商品完全無添加にこだわった
「肌に安全で効果が実感できる」ことで有名な化粧品です。
今回は大槌町と北上町の女性達のところに届けられました。

化粧品のご支援のほかにも、震災直後から福島県、宮城県、岩手県に継続的な
ご支援をいただいております。

化粧品1つのご購入から10円募金をずっと続けてくださっています。

また、社員の皆さまも毎月被災地に出向かれ、がれき撤去のボランティアにも
ご参加くださっております。

ホームページにも社員の皆様のボランティア活動レポート、被災地支援の
ご様子が掲載されてございますので、ぜひご覧になってみてください。

マナラ化粧品公式サイト
http://www.manara.jp/

ご支援いただいた「maNara化粧品」をお使いになった大槌町の皆様から
御礼と感動の声が届きましたので、一部をご紹介させていただきます。

まず、大槌町代表の土沢さんと町の男性陣が驚いていらっしゃったことがあります。

それは、女性の方々が化粧品でとても明るく元気になり、その笑顔で家族も町も
明るくなった、ということです。

正直、化粧品でこんなに女性が元気になるなんて思ってもみなかった事でしたので
大変驚いたそうです。

震災後は生活状況も大変で、お肌も荒れ放題でぼろぼろでしたがランクアップ様の
化粧品を使いはじめてから、特に若い方がびっくりするくらい肌が綺麗になられて、
気持ちも明るくなり、旦那さん達が虫がつかないか心配になっている、とのことです。

女性が綺麗になって明るくなると、男性も家族のために復興がんばるぞ!と
元気になるみたいです。

思っても見なかった素晴らしい効果に大槌町の男性達が感動されていたそうです。

土沢さんから写真と御礼のメッセージをおくっていただきました。

 

越田さん

千葉様の奥様

三浦様の奥様とお孫さん

岩崎様

川崎様

沢山の高額な化粧品、食品のご支援感謝いたします。
頂いた化粧品は、皆様に配布完了致しました。
何人か写真を撮りましたので、添付致します。
私は、男性ですので、女性の方々の喜び様にビックリ
しました。化粧品の力はすごいですね。

最初に配布した。何人かの方々との会話です。
(高級な化粧品だから毎日わくわくしながら、使って
いるよ。近所の人さ何か、綺麗になったなと言われた、
うれしいがなー)と言って自慢していました。(笑)

あと、何人かは、ご支援頂いている状態で言いにくいですが、
正直に(後何個かほしいな、ファンデーションがあると
助かるかな)という声もありました。

皆さん、ハイテンションで喜んでいました。みんなの笑顔は
町を明るくしますね。本当に有難うございました。

越田さんは町内の浸水地域に住んでいらっしゃいます。
震災時は役場職員として、避難誘導等して避難し、震災後も
皆さんの為に頑張っていました。

旦那様は消防団員でしたが、救助作業中に津波の犠牲になり
お亡くなりになられました。大変やさしい人柄の良い方で、
私も悔しさ、悲しさでいっぱいです。ご家族の皆様は、
頑張って前に進んでいます。

大槌の桜木町と言う浸水地域に住んでいる千葉様の奥様。
自宅を修繕され、現在は、私のしているご支援いただいた
物資の配布を夫婦でお手伝いして頂いています。
私も何べんも助けられています。頼もしい笑顔が素敵な
ご夫婦ですね。

三浦様の奥様は町内の新町に住んでおられました。住宅は
津波で跡形もなく流されました。8人家族で高額な光熱費等で
大変ですが、いつも笑顔で挨拶をしてくれる家族を支える
やさしいお母さんです。

4枚目は隣町の釜石市の鵜住居町に住んでおられた岩崎様です。
津波で自宅は、跡形もなく流されました。ご家族は皆さん
無事で、日々保険屋さんの仕事で皆さんにやさしい笑顔で
話してくれます。

大槌町の隣町の釜石市に住んでいました川崎様です。
津波により自宅、車を失いました。前向きな性格で皆様に
元気を与えてくれています。

そのほか沢山の方々に配布しました。若い子達は恥ずかし
がって、写真無理でした。何人かの方々にも(私の顔は写真
無理だー、オショース(恥ずかしの方言)って無理でしたが、
皆さん大変喜んでいました。

 
大槌町代表:土沢孝弘

岩手県大槌町, 支援活動 | 12:08 AM

岩手県大船渡市の(株)浅野青果部様にオフィス支援物資をお渡ししました

支援者のみなさま
いつもありがとうございます。
代表の金野です。

今日は、大船渡市の㈱浅野青果部様に全国からのオフィス支援物資をお譲りさせて頂きました。

積み込まれたオフィス用品

積み込みの様子

ボールペンやクリアファイルなどの事務用品もたいへんありがたい支援品です

積み込み終わりました

(株)浅野青果部の方達

(株)浅野青果部様は本拠地が港にあるために津波の被害が
大きく、一年が経ってようやく仮設店舗のオープンに向けての
準備が本格的になりました。

支援させていただいた物資、子供たちへの遊具
組立て式デスク ㈱DRD 冨岡泰夫 様より
文具、事務用品 佐藤 博 様より
オフィス家具  東京TDC 様より
OA機器    青木 喜久子 様より 
文具、事務用品 ㈱Media Shakers様より
コピー機    小澤 美紀 様より
野球ボール   本田様、水口様より
トランシーバー 本田様より
デスク、イス ㈱エバタコーポレーション様より

被災した中小企業にとって事業再開はとても困難なものです。

デスクやイスはもちろんですが、棚や文房具なども一式揃えると
なると多額の資金が必要になります。

震災から一年が経った今でも、全国から届く支援物資に多くの
被災企業が助けられました。支援者の皆様に感謝の気持ちで
いっぱいです。
「大変ありがとうございます」

㈱浅野青果部のみなさまも支援者の方々に宜しくお伝えくださいと大変感謝されていました。

いま被災地では、小さな子供たちまでもが、感謝や恩返しなどの
言葉を発します。

本来であれば、年齢を重ねるごとに様々な困難の果てに感謝や
ありがたみや恩などを心に感じていくものだと思います。

東日本大震災では多くの子供たちが、前代未聞の恐怖を
経験しました。

身近な人々が亡くなり、家を失い、過酷な環境のなかで忍耐や
助け合いを学びました。

「生きる」ということを誰もが真剣に考えたのではないでしょうか。

先日、石巻工業・阿部翔人主将による甲子園での選手宣誓を
ニュースで拝見しました。

被災地はあまりに大きなものを失いましたが、彼の一言一言に
とてつもなく大きく強く光輝く希望が被災地には残されて
いるのだと強く感じました。

多くの子供たちが、復興の力になりたい、人の役に立ちたい、
地元のために働きたいと願っています。

これから志を持った多くの若者たちが、復興を願い社会に
出てきます。

ですが、今、被災地の地場産業は壊滅状態のままです。
私たちは、全身全霊を込めて地場産業の復活を成し遂げ
なければなりません。

純粋に地元の復興を願う子供たちが、笑顔で働ける職場、
環境を取り戻すのは、生き残った私たちの責務だと思っています。

事業再開は復興への大切な第一歩です。
事業再開が遅れれば遅れるほど人口流出は歯止めがきかなくなるでしょう。

現在もなお、被災地の多くの中小企業が、その一歩を
踏み出せずにもがき苦しんでいます。

被災地の事業再開への挑戦は、これから本格的になっていきます。
それに伴い多くのオフィス家具、OA機器、文具が必要になってきます。

私たち祈望メンバーも全力で地場産業復活を目指して頑張って参ります。
今後もどうか皆様の応援、ご協力をどうか宜しくお願い致します。

 
代表 金野

※現在、被災地では仮設事務所のためのプレハブが手に入らず、事業再開の
遅れている企業様がたくさんいらっしゃいます。オフィス設置場所の
プレハブも同時に必要となっております。

事業が再開できれば雇用も再開できます。皆様の応援をお待ちしております。

支援活動 | 11:48 PM

復興市場 「被災地への支援物資を被災地の商店から購入できます」

被災地への支援物資を被災地の商店から
購入できます


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