活動報告

忘れないでください

支援者の皆さま
いつもありがとうございます。
代表の金野です。

震災から3カ月、時間が経ちました。

時は流れても決して忘れてはならないものがあります。

震災後、未曾有の出来事を前に助け合いの輪が広がりました。

でも、今まで以上に本当に助け合いが必要なのはこれからです。

運命のあの日から、皆さまにはたくさんの支援と勇気と感動を頂きました。

本当に本当にありがとうございました。

今、一度、皆さまから助け合いの輪を波紋のように広げて頂きたいのです。

配給は終わりました。

自立は大切です。

ですが、まだまだ、自力での生活は、どう見ても困難そのものです。

皆様の尊いお力を必要としている方々が大勢います。

どうか、宜しくお願い致します。


 
 

この動画は賛否両論だと思います。

私のYouTube チャンネルに登録いただいたものです。
真実は必ず最後に残ります。

私は、この動画を見たとき、とても胸が苦しくなり涙が止まりませんでした。

身近な方々が亡くなりました。

東北の復興は順調に進んでいる!

そのように認識されている方々がたくさんいらっしゃいます。

残念ですが、現実は・・・真実は・・・全く異なります。

私は被災地のど真ん中に立ち、遠くを見つめました。

震災から3ヶ月が過ぎても、どこまでもどこまでも瓦礫が続いています。

現在は、この映像の頃よりは道路は多少改善されて瓦礫は分別されました。

被災地の真実の姿は今もなお、地獄絵図のような過酷な状況です。

残された私たちには「復興」という責任があります。

悲しみを乗り越えて・・・苦しみを乗り越えて・・・思い出を抱きしめて・・・

一人、また一人、立ちあがり、歩き始めています。

祈望では6月1日から「宮城きぼう商店街」をスタート致しました。

「宮城きぼう商店街」とは、被災から復興を誓い再建をかける事業主様の支援を目的としたものです。

被災地の事業主様は津波で会社、家、車、OA機器、事務用品、機材、中には家族を失った方々も大勢いらっしゃいます。

更には二重ローンも再建の妨げになっています。

今後はホームページで、再建に立ち上った事業主様を紹介して参ります。

再建に向けて、何に困っているのか、何が必要なのかをありのままお伝えして参ります。

復興に向けて一人でも多くの事業主様が再建できますよう、どうかお力をお貸しください。

心は目で見ることはできませんが、無限の可能性と無限の力を秘めています。

目には見えない「日本の心」を形にしていくのが、私たち、生き残った者の責務だと感じています。

自分が、なぜ、この時代に生まれたのか?

自分が、なぜ、宮城県で暮らしていたのか?

被災地のために被災者と共に時代を歩め!そのような運命を感じ始めています。

今までの人生はまるで、ここに辿り着くためのものだったかのように感じさえします。

たくさんの出会いや別れを辿って、新たに出会えた方々との現在の繋がりも、目には見えない不思議な力を感じずにはいられません。

生きていくことは、楽しいことばかりではありません。

ですが、「生きる」ということは、必ず深い意味があると思うのです。

自分は何の意味があって、生まれてきたのか?

これから、どのように生きていくべきなのか?

一人が一人が深く静かに自らの心に自問自答しなければならないのが「いま」ではないかと思います。

日本は本当に一つになれるでしょうか?

日本は本当に繋がることができるのでしょうか?

支援者の皆さま

これからも、どうか一緒に歩んでください。

たった一人の一歩より、たくさんの方々の意志のある一歩は力強いのです。

日本が心で繋がる日を信じて、私たちも繋がっていけたらと感じています。

これから、地場産業復活に向けて祈望の活動も活発化していきます。

復興に向けて全力を尽くすことを誓います。

今後とも、どうか宜しくお願い致します。

 

支援活動 | 12:49 AM

お問い合せ窓口 TEAM 祈望(きぼう)事務局:mailでのお問い合せはこちらから