活動報告

がんばろう南三陸! がんばろう大槌町!

支援者の皆さま、こんにちは。
いつも温かいご支援ありがとうございます。
東京サポート本部の佐々木です。

8月10日に南三陸復興の第一歩として開店したばかりの「一歩」さんのお店ですが、16日は大潮と満潮が重なったために、周りの道がすべて冠水して陸の孤島になってしまいました。

「一歩」さん周辺の冠水の様子

南三陸町志津川汐見(東浜街道沿い、川の近く)という場所は、
二つの川に挟まれた場所になります。

22日は高潮と満潮に雨も加わり、午後4時45分頃から地面が液状化して水位が上昇、
川の堤防もあと20センチで水没、駐車場は完全に水に沈みました。

近くをパトロール中だった愛知県警のパトカーも孤立してしまい、
海水が引くまでの間しばらく立ち話をされていたそうです。

警察の方でさえ、このあたりの地形がどれだけ変化し地盤沈下したのか、
いつ冠水するのかが把握できていないとのことで、お店の場所を移動しようか、
この場所で頑張ろうか検討しなくてはならなくなった、とおっしゃっていました。

お店には近くで作業されている方々や、警備に当たって下さっている埼玉、群馬、愛知、宮城県警、
夜通し警備に当たって下さっている方々が買いに来て下さっています。

他県から東北の復興のために観光に来られるお客様も立ち寄って下さり、
とても有り難いですと武山さんはおっしゃっていました。

写真は一歩さんの目の前の道路と向いの建物の写真です。
川なりの道路はすべて海水に沈み、パトカーは車輪の上くらいまで水没してしまいました。

お店もあと10センチで浸水するところだったそうです。
さすがにお客様も来られないので、その日は早めに店じまいしたそうです。

自宅避難されている方のお住い

こちらの写真は高台にある自宅避難の方のお家です。
1階部分は津波が到達して壊れてしまい住めなくなったので、
2階のみで避難生活をされています。
北上町にはこのようなお宅がたくさんあり、近所にお店もありません。
市の中心と違い、沿岸部の田舎ではスクーターや自動車がないととてもお店までは行けないため、本当に困っていらっしゃいます。


大槌町その1


大槌町その2


大槌町その3

こちらの写真は岩手県の大槌町です。

8月14日の浸水地区の状況写真です。

満潮時には道路まで海水が来て、車も走るのが大変な状況です。

薬局でキズ薬を買いたいと思っても、喉が渇いたからジュースを買いに行きたいと思っても、遠く離れた町まで車で移動しないと生活用品も食料も購入することが出来ません。

延々と続く瓦礫の山がこれからどうなるのか、お店も何も無い町に町民のみなさんの不安はまだまだ続いています。

震災から5ヶ月経った今もこのような状態ですが、被災地の皆さんは一歩一歩協力しあい励まし合って頑張っています。

会社やご家庭で眠っているスクーターやバイクがございましたら、被災地の皆さんにご提供いただけると有り難いです。

 

東京サポート本部 佐々木


 
 
amazonジャパンのサイトで1つから支援できます。どうぞよろしくお願い致します。

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岩手県大槌町, 支援活動 | 2:10 AM

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